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ダイコンの品種

志村みの早生ダイコン

  • 東京都
  • 板橋区

板橋区志村の夏大根。練馬大根から選ばれたとされ、早生なのでこの名が付いた。種まきからおよそ2か月で穫れる。夏の暑さに強い一方で病気に弱く、根元が傷みやすい。青首大根に比べると管理が難しい部類に入る。独特の強い辛みがある。

しむらみのわせだいこん

ほかの品種と何が違うのか

夏の暑さに強い夏大根。種まきからおよそ2か月で穫れる。

この品種の要点

熟期
早生
種まきから収穫まで
約60日
産地
東京都 / 板橋区

この品種が生まれた理由

江戸時代、板橋区志村町の「みのきち」という人が作りはじめ、早生大根だったので「みの早生大根」と呼ばれるようになった。江戸時代の書物では「清水夏大根」として記され、中山道の板橋宿の北にあった清水村の特産だった。病気に弱いことから一時はまったく作られなくなったが、2011年にJA東京あおば板橋地区青壮年部員が茨城の研究所から種を取り寄せて復活栽培を始めた。2013年の夏に区内の催しで初めて売り、2014年には秋の栽培もできると分かって直売所と板橋農業まつりでの販売が決まった。いまは区内の10軒ほどで作られている。

味と食感

独特の強い辛みがある。夏大根らしく身が締まっている。

志村みの早生ダイコンを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどダイコンに共通する基本はダイコンのページを参照してください。

  • 夏の暑さに強い。青首大根が作りにくい時期をまかなえる。
  • 病気に弱く、根元が傷みやすい。水はけと風通しを確かめる。
  • 復活のときは種が固定されておらず、大きさや形がそろわなかった。種の出どころを確かめる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 夏に作るので、容器では土が高温になりやすい。日陰に置くか、鉢を二重にする。
  • 根元が傷みやすいので、水を溜めない。

収穫適期の見分け方

  • 種まきからおよそ2か月で穫れる。
  • 夏と秋の2回、穫って売ることができる。

保存と食べ方

夏に穫れるので傷みが早い。穫ったら早めに使う。

よくある失敗

  • 病気に弱い。青首大根と同じつもりで作ると途中で傷む。
  • 種が固定されきっていないので、大きさや形がそろわないことがある。

地域別の作型

ダイコンの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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春まき
夏まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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春まき
秋まき
冬どり

暖地九州・四国・南関東の平野部

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春まき
秋まき
冬どり
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ダイコンの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

ダイコンの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまきなしなしありありなしなしなしありありありなしなし
収穫ありありなしなしなしありありなしなしなしありあり

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ダイコンのほかの品種

24品種。果実の大きさや産地で見比べられます。