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ダイコンの品種

伝統大蔵ダイコン

  • 東京都

白首のダイコンで、青首大根が広まる前の東京の大根にあたる。世田谷区大蔵で作られてきた。一度は途絶えたが、地元の農家が1997年に作り直しを始め、2002年に本格的に復活した。

でんとうおおくらだいこん

ほかの品種と何が違うのか

青首大根が広まる前の東京の大根。白首にあたる。

この品種の要点

産地
東京都

この品種が生まれた理由

江戸時代に豊多摩郡(いまの杉並区)の農民の源内が「源内つまりダイコン」を作った。それが世田谷区の大蔵原へ伝わり、明治のはじめに石井泰治郎が秋づまり大根と代々木の源内大根の自然交配から選び固めた。1953年に品種として登録され、1960年代までは世田谷の各地で作られていたが、青首大根が広まって衰えた。1997年から地元の農家が作り直しを始め、2002年に本格復活、2011年から「伝統大蔵ダイコン」の名で売られている。

味と食感

白首の大根らしい味わいで、煮ものやステーキ、ふりかけにする。

伝統大蔵ダイコンを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどダイコンに共通する基本はダイコンのページを参照してください。

  • 白首なので、地上に出た部分も白いまま育つ。青首大根とは見た目が違う。
  • 在来種のため市販の種が出回りにくい。産地の直売所や地域の種苗店が主な入手先になる。
  • 世田谷の農家が種を継いできた品種にあたる。種の出どころを確かめる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 深さ40cm以上の容器を使う。首まで太る品種にあたる。
  • 1株ずつ間引いて育てる。混んだままでは太らない。
  • 水切れさせない。乾かすとスが入る。

収穫適期の見分け方

  • 首まで白く太ったら穫りごろ。
  • 穫り遅れるとスが入る。
  • 青首大根の緑の肩は出ない。白いまま育つのが正しい。

保存と食べ方

新聞紙に包んで冷暗所に立てて置く。首まで白いので土の汚れが目立つ。洗ってから保存する。

よくある失敗

  • 青首大根と見分けようとして緑の肩を探しても出ない。白首の品種にあたる。
  • 種が手に入りにくい。世田谷の直売所をたずねることになる。

地域別の作型

ダイコンの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

123456789101112
春まき
夏まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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春まき
秋まき
冬どり

暖地九州・四国・南関東の平野部

123456789101112
春まき
秋まき
冬どり
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ダイコンの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

ダイコンの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期です
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期です
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期です
2月は収穫の時期です
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

このページの出典

ダイコンのほかの品種

20品種。果実の大きさや産地で見比べられます。