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ダイコンの品種

汐入ダイコン

  • 東京都
  • 荒川区

荒川区の汐入で作られてきた大根。晩秋にまいて翌年の春に穫る作型で、二年子大根とも呼ばれる。根は細長くて小さいが、ほかの大根が品薄になる時期に穫れるので重んじられた。

しおいりだいこん

ほかの品種と何が違うのか

晩秋にまいて春に穫る。ほかの大根が品薄になる時期を埋める。

この品種の要点

産地
東京都 / 荒川区

この品種が生まれた理由

江戸時代の明暦2年(1656年)から作られていた。荒川区にある胡録神社は、高田・杉本・竹内の3氏が永住した際に改築してできた神社で、その八代目嘉左衛門のころに汐入大根の栽培が盛んになった。隅田川の上流にあたる荒川地域で作られたものは「荒木田大根」、下流の汐入地域で作られたものは「汐入大根」と呼び分けられていた。

味と食感

根が細長く小さい。春に穫るので、やわらかく使いやすい。

汐入ダイコンを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどダイコンに共通する基本はダイコンのページを参照してください。

  • 晩秋にタネをまき、翌年の春に穫る。ほかの大根とは作型が逆になる。
  • 冬を越させる作型なので、寒さに当てても抽苔しにくいことが前提になる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 根が細長く小さいので、ほかの大根より浅い容器でも作れる。
  • 冬を越す期間が長い。土を乾かしきらないようにする。

収穫適期の見分け方

  • 翌年の春が穫りどきにあたる。
  • 根は細長くて小さい。大きさで判断せず、時期で穫る。

保存と食べ方

春に穫るため日持ちしない。穫ったら早めに使う。

よくある失敗

  • 太さを求めて置いておくと、春にとうが立つ。
  • ほかの大根と同じ秋まき冬どりのつもりでまくと、作型が合わない。

地域別の作型

ダイコンの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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春まき
夏まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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春まき
秋まき
冬どり

暖地九州・四国・南関東の平野部

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春まき
秋まき
冬どり
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ダイコンの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

ダイコンの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまきなしなしありありなしなしなしありありありなしなし
収穫ありありなしなしなしありありなしなしなしありあり

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ダイコンのほかの品種

24品種。果実の大きさや産地で見比べられます。