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ジャガイモの品種

メークイン

細長い俵形で芽が浅く、皮がむきやすい。果肉は粘質で煮崩れしにくいため、カレーやシチュー、肉じゃがなど煮込む料理に向く。1928年に男爵薯とともに北海道の優良品種に認定され、以来この2品種が日本のジャガイモの基本になっている。

ほかの品種と何が違うのか

粘質で煮崩れしない。男爵薯とは料理での使い方が正反対にあたる。

この品種が生まれた理由

日本のジャガイモは男爵薯とメークインの2品種を軸に語られる。粉質でホクホク崩れる男爵薯に対し、メークインは粘質で形が残る。どちらが優れているという話ではなく、作る料理で選び分けるものになる。芽が浅く皮がむきやすいのも、下ごしらえの手間として実際に効く。

味と食感

粘質でなめらか。加熱しても形が残るので、煮込んでも角が崩れない。味は穏やかで、だしや煮汁の味を受け止める。

メークインを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどジャガイモに共通する基本はジャガイモのページを参照してください。

  • 種いもは食用ではなく、種いも用として売られているものを使う。食用のいもは病気を持ち込むおそれがある。
  • 光に当たると皮が緑色になり、ソラニンなどの有毒成分ができる。土寄せして芋を土の中に隠す。
  • 粘質で細長い形にあたる。掘るときに傷つけないよう、株から離れた場所からスコップを入れる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 深型のプランターか袋を使う。土寄せの余地を残して、最初は土を浅く入れる。
  • 芽が伸びてきたら土を足していく。芋は種いもより上にできる。
  • 光が当たると緑化する。容器の側面から光が入らないようにする。

収穫適期の見分け方

  • 地上部が黄色く枯れてきたら掘りどき。

保存と食べ方

カレー、シチュー、肉じゃが、ポトフが定番。崩して使う料理には向かない。

よくある失敗

  • 粉ふきいもやコロッケにすると、崩れないので食感が出ない。男爵薯など粉質の品種を使う。
  • 緑色になった皮や芽には有毒成分がある。緑化した部分は厚くむいて取り除く。

栽培カレンダー

ジャガイモの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期です
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期ではありません
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期です
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ジャガイモのほかの品種

10品種。果実の大きさや産地で見比べられます。