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ジャガイモの品種

きたひめ

でん粉価が高く、ポテトチップスなどの加工用に使われるジャガイモ。北海道で育成された。加工適性を目的に育成された品種なので、家庭の煮物や炒めもの向けというより、揚げたときの仕上がりで評価される。貯蔵中に糖分が増えにくく、揚げても色が黒くなりにくいのが加工向けとされる理由にあたる。

ほかの品種と何が違うのか

ポテトチップス向けに作られた品種。家庭料理向けではない。

この品種が生まれた理由

ポテトチップス用のジャガイモは、揚げたときに焦げないことが条件になる。貯蔵中に糖が増えると加熱で褐変するため、糖が増えにくい品種が求められる。きたひめのような加工用品種は、食べたときの味だけでなく、加工したときの色で選ばれている。

味と食感

でん粉価が高く、揚げるとパリッと仕上がる。家庭で煮物にすると崩れやすい。

きたひめを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどジャガイモに共通する基本はジャガイモのページを参照してください。

  • 種いもは食用ではなく、種いも用として売られているものを使う。食用のいもは病気を持ち込むおそれがある。
  • 光に当たると皮が緑色になり、ソラニンなどの有毒成分ができる。土寄せして芋を土の中に隠す。
  • ポテトチップス向けに作られた品種にあたる。家庭料理に使うなら他の品種を選んだほうがよい。

プランター・家庭菜園で育てる

  • ポテトチップス向けの品種なので、家庭で容器栽培する対象としては向かない。
  • 土寄せの代わりに、芽が伸びたら土を足していく。いもが日に当たると緑化して食べられなくなる。
  • 作るなら容量20L以上・深さ30cm以上を使う。

収穫適期の見分け方

  • 茎葉が黄色くなって倒れ始めたら穫る。加工用の品種にあたる。
  • 試し掘りで1株だけ確かめる。細ければ埋め戻して2週間ほど待てる。
  • 晴れた日に穫り、半日ほど乾かしてから取り込む。

保存と食べ方

ポテトチップス向けに作られた品種にあたる。家庭料理には向かないので、揚げる用途に使う。日の当たらない冷暗所に置く。

よくある失敗

  • 加工用の品種なので、家庭の煮物には向かない。揚げる料理で使う。
  • 緑色になった皮や芽には有毒成分がある。緑化した部分は厚くむいて取り除く。

栽培カレンダー

ジャガイモの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期です
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期ではありません
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期です
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ジャガイモのほかの品種

10品種。果実の大きさや産地で見比べられます。