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ジャガイモの品種

デジマ

  • 長崎県

長崎県で育成された暖地向けのジャガイモ。休眠期間が短く、春に穫ったいもをそのまま秋作の種いもに使えるため、二期作ができる。粘質でなめらかな舌ざわりになり、煮崩れしにくい。九州の主力品種にあたる。

ほかの品種と何が違うのか

暖地の二期作向け。春に穫ったいもを秋の種いもに使える。

この品種の要点

産地
長崎県

この品種が生まれた理由

ジャガイモは北海道の作物という印象があるが、九州では春と秋の年2回作る二期作が行われている。デジマはそのために休眠期間を短くした品種で、北海道の品種とは設計の前提が違う。暖地でジャガイモを作るなら、寒冷地向けの品種より先に候補になる。

味と食感

粘質でなめらか。煮崩れしにくいので、煮物や煮込みに向く。味は穏やかで使いやすい。

デジマを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどジャガイモに共通する基本はジャガイモのページを参照してください。

  • 休眠期間が短いので、春作のいもを秋作の種いもに使える。暖地の二期作に向く。
  • 種いもは食用ではなく、種いも用として売られているものを使う。食用のいもは病気を持ち込むおそれがある。
  • 光に当たると皮が緑色になり、ソラニンなどの有毒成分ができる。土寄せして芋を土の中に隠す。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 暖地の二期作向け。容器なら春と秋の2回作れる。容量20L以上・深さ30cm以上を使う。
  • 土寄せの代わりに、芽が伸びたら土を足していく。いもが日に当たると緑化して食べられなくなる。
  • 春に穫ったいもを秋の種いもに使える。貯蔵中は日に当てない。

収穫適期の見分け方

  • 茎葉が黄色くなって倒れ始めたら穫る。二期作なので春と秋の2回この判断をする。
  • 試し掘りで1株だけ確かめる。細ければ埋め戻して2週間ほど待てる。
  • 春に穫ったいもを秋の種いもに使う場合は、傷のないものを選んで貯蔵する。

保存と食べ方

春に穫ったいもを秋の種いもに使えるので、貯蔵する場合は傷のないものを選ぶ。日の当たらない冷暗所に置く。

よくある失敗

  • 休眠が短いぶん貯蔵中に芽が出やすい。長期保存には向かない。
  • 緑色になった皮や芽には有毒成分がある。緑化した部分は厚くむいて取り除く。

栽培カレンダー

ジャガイモの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期です
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期ではありません
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期です
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ジャガイモのほかの品種

10品種。果実の大きさや産地で見比べられます。