メインコンテンツへスキップ

ジャガイモの品種

インカのめざめ

南米原産の系統から育成された小ぶりのジャガイモ。果肉は濃い黄色で、栗やナッツに例えられる濃厚な風味を持つ。貯蔵すると糖分が増して甘みがさらに強くなる。1個が小さいため収量は取りにくく、家庭菜園では数より味を目的に作る品種にあたる。

ほかの品種と何が違うのか

栗やナッツに例えられる濃厚な味。小さいので数は穫れない。

この品種が生まれた理由

ジャガイモは大きく穫れるほどよいという考え方が普通だが、インカのめざめは小ささと味の濃さで評価される。1個が小さいぶん収量は落ちるので、量を求める品種ではない。貯蔵すると甘みが増すため、掘ってすぐより置いてから食べるほうがよい。

味と食感

果肉は濃い黄色で、栗やナッツのような濃厚な風味がある。ジャガイモとしては甘みが強い。皮ごと蒸したり素揚げにしたりすると持ち味が出る。

インカのめざめを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどジャガイモに共通する基本はジャガイモのページを参照してください。

  • 種いもは食用ではなく、種いも用として売られているものを使う。食用のいもは病気を持ち込むおそれがある。
  • 光に当たると皮が緑色になり、ソラニンなどの有毒成分ができる。土寄せして芋を土の中に隠す。
  • 1個が小さいので収量は取りにくい。量を目的にするなら他の品種を選ぶ。

プランター・家庭菜園で育てる

  • いもが小さく数も少ないので、容器では収穫量が期待しにくい。味を目的に少量作るなら向く。
  • 土寄せの代わりに、芽が伸びたら土を足していく。いもが日に当たると緑化して食べられなくなる。
  • 休眠が短く、貯蔵中に芽が出やすい。穫ったら早めに使う。

収穫適期の見分け方

  • 茎葉が黄色くなって倒れ始めたら穫る。小粒なので数より味を目的に作る品種にあたる。
  • 試し掘りで1株だけ確かめる。細ければ埋め戻して2週間ほど待てる。
  • 休眠が短く芽が出やすい。穫ったら早めに使う。

保存と食べ方

貯蔵すると甘みが増す。掘ってすぐより、しばらく置いてから食べるほうがよい。

よくある失敗

  • 大きくならないのは失敗ではなく品種の性質にあたる。
  • 緑色になった皮や芽には有毒成分がある。緑化した部分は厚くむいて取り除く。

栽培カレンダー

ジャガイモの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期です
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期ではありません
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期です
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ジャガイモのほかの品種

10品種。果実の大きさや産地で見比べられます。