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サトイモの品種

八つ頭

親芋と子芋がくっついて一つの塊になるサトイモ。頭がいくつも付いた形から「人の頭に立つ」と結びつけられ、正月の縁起物とされる。ホクホクとした粉質で、粘りの強い土垂とは食感が違う。葉柄(ずいき)も食べられる。

やつがしら

ほかの品種と何が違うのか

親芋と子芋がくっついて塊になる。粘らずホクホクするサトイモ。

この品種が生まれた理由

サトイモは普通、親芋のまわりに子芋がつき、それを分けて食べる。八つ頭は親と子がくっついたまま大きな塊になるので、切り分けて使う。この「頭がいくつもある」形が出世につながるとされ、正月のおせちに使われてきた。味だけでなく縁起で選ばれてきた品種にあたる。

味と食感

ホクホクとした粉質で、粘りは少ない。栗のような食感と言われることもある。煮物にすると味が入りやすい。葉柄はずいきとして食べられる。

八つ頭を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどサトイモに共通する基本はサトイモのページを参照してください。

  • 生育中に何度か土寄せする。子芋は親芋の上にできるので、土をかぶせないと露出して緑化する。
  • サトイモは乾燥に弱い。夏に水を切らすと芋が太らない。敷きわらなどで土の乾きを防ぐ。
  • 正月に合わせるなら、秋の収穫から貯蔵する期間を見込む。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 親芋と子芋が塊になるので、容量25L以上の大きな容器が要る。
  • 最初は浅く植えて、生育に合わせて土を足す。
  • 乾燥に弱い。夏は毎日水をやる。

収穫適期の見分け方

  • 親芋と子芋が塊になる。株全体を持ち上げて重さで判断する。
  • 茎葉が黄色く枯れてきたら地上部の生育が止まったサインにあたる。
  • 試し掘りで1株だけ確かめる。細ければ埋め戻して2週間ほど待てる。

保存と食べ方

正月のおせち、煮しめが定番。10℃前後の風通しのよい場所に置く。冷蔵庫は低温障害を起こす。

よくある失敗

  • 粘るサトイモを期待すると印象が違う。八つ頭は粉質にあたる。
  • 冷蔵庫に入れると低温障害を起こす。10℃前後の風通しのよい場所に置く。

栽培カレンダー

サトイモの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期です
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

サトイモのほかの品種

9品種。果実の大きさや産地で見比べられます。