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サトイモの品種

石川早生

  • 大阪府

大阪府石川村(現・河南町)が名の由来とされる早生の子芋用品種。8月末から穫れ始めるので、サトイモの中でもっとも早く出回る。小ぶりでそろいがよく、皮ごとゆでて指でつまみ出す「衣被(きぬかつぎ)」に使われる。

いしかわわせ

ほかの品種と何が違うのか

8月末から穫れる早生種。衣被(きぬかつぎ)はこの小ささがあってこそ。

この品種の要点

熟期
早生
産地
大阪府

この品種が生まれた理由

衣被は、小ぶりのサトイモを皮ごとゆで、上半分の皮をむいて残した皮を持ち手にする食べ方にあたる。この形が成り立つのは、芋が小さくそろっているためになる。大きな芋では同じことができない。品種の大きさが料理の形を決めている例といえる。

味と食感

粘りがあり、やわらかい。小ぶりでそろいがよいので、皮ごとゆでる衣被に向く。旬が早いので、秋の初めに出回るサトイモはこれになる。

石川早生を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどサトイモに共通する基本はサトイモのページを参照してください。

  • 早生種なので8月末から穫れる。他のサトイモより1か月ほど早い。
  • 生育中に何度か土寄せする。子芋は親芋の上にできるので、土をかぶせないと露出して緑化する。
  • サトイモは乾燥に弱い。夏に水を切らすと芋が太らない。敷きわらなどで土の乾きを防ぐ。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 早生で小ぶりなので、サトイモの中では容器栽培に向く。容量20L以上・深さ30cm以上を使う。
  • サトイモは土寄せで芋を太らせる。容器では最初に浅く植えて、生育に合わせて土を足していく。
  • 乾燥に弱い。夏は毎日水をやる。

収穫適期の見分け方

  • 8月末から穫れる早生種にあたる。他のサトイモより1か月ほど早い。
  • 茎葉が黄色く枯れてきたら地上部の生育が止まったサインにあたる。
  • 試し掘りで1株だけ確かめる。細ければ埋め戻して2週間ほど待てる。

保存と食べ方

衣被(きぬかつぎ)、煮物が定番。10℃前後の風通しのよい場所に置く。冷蔵庫は低温障害を起こす。

よくある失敗

  • 早生で貯蔵性は土垂ほど高くない。穫ったら早めに使う。
  • 冷蔵庫に入れると低温障害を起こす。10℃前後の風通しのよい場所に置く。

栽培カレンダー

サトイモの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期です
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

サトイモのほかの品種

9品種。果実の大きさや産地で見比べられます。