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サツマイモの品種

べにまさり

しっとりとした粘質のサツマイモ。焼き芋にすると甘みが強く出る。ホクホク系が主流だった時代に、粘質でしっとりした方向へ育成された品種で、いまのねっとり系の流れにつながっている。繊維が少なく口当たりがなめらか。

ほかの品種と何が違うのか

ホクホク系が主流だった時代に、しっとり系へ振った品種にあたる。

この品種の要点

定植から収穫まで
120〜140日

この品種が生まれた理由

日本のサツマイモは長くホクホクした粉質が主流だったが、焼き芋専門店の広がりとともに、ねっとり甘いものが求められるようになった。べにまさりはその移り変わりの途中にある品種で、のちのべにはるかやシルクスイートにつながる位置にある。

味と食感

しっとりとした粘質で、繊維が少なくなめらか。焼き芋にすると甘みが強く出る。

べにまさりを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどサツマイモに共通する基本はサツマイモのページを参照してください。

  • つるが伸びて葉が茂ると、いもに養分が回らず「つるぼけ」になる。肥料、特に窒素をやりすぎない。
  • 掘りたてはでんぷんが糖に変わっていないので甘くない。13〜16℃の風通しのよい場所で1〜2か月置いてから食べる。
  • しっとり系に振った品種にあたる。ホクホク系の感覚で貯蔵期間を決めない。

収穫適期の見分け方

  • 植え付けから120〜140日が目安にあたる。
  • 試し掘りで1株だけ確かめる。細ければ埋め戻して2週間ほど待てる。
  • しっとり系なので、掘りたてより貯蔵してからのほうが持ち味が出る。
  • 霜に当てると芋が傷んで貯蔵できなくなる。積算温度が足りなくても霜の前に穫る。

保存と食べ方

13〜16℃の風通しのよい場所に置くと甘みが増す。焼き芋、干し芋に向く。

よくある失敗

  • 冷蔵庫に入れると低温障害を起こす。13〜16℃の風通しのよい場所に置く。

栽培カレンダー

サツマイモの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期です
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

サツマイモのほかの品種

9品種。果実の大きさや産地で見比べられます。