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イネの品種

ゆめぴりか

  • 北海道

北海道立上川農業試験場が「札系96118」に「上育427号」を交配して育成した低アミロース米。2008年に北海道の優良品種になり、2009年産から市販された。炊いた米につやがあり、粘りが大変強い。作付割合は令和5年産で1.9%と全国8位。

ほかの品種と何が違うのか

低アミロース米で粘りが大変強い。コシヒカリ並みとの評価もある。

この品種の要点

育成元
北海道立上川農業試験場(2008年〜)
産地
北海道

この品種が生まれた理由

母本の「札系96118」は「きらら397」の培養変異から生まれた低アミロースの良食味系統にあたる。アミロースが少ないほど粘りが強くもちもちする。ゆめぴりかはその性質を受け継ぎ、道産米で最上級の食味と評価された。品種名は公募で、ピリカはアイヌ語で美しい・好ましいを意味する。

味と食感

炊いた米につやがあり、粘りが大変強くもちもちする。低アミロース米なので、コシヒカリより粘りが前に出る。冷めても硬くなりにくい。

ゆめぴりかを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどイネに共通する基本はイネのページを参照してください。

  • 耐冷性は十分とはいえない。寒い年は幼穂形成期の深水管理で守る。
  • 収量は「きらら397」を下回るが、「ほしのゆめ」「おぼろづき」より多い。
  • 低アミロース米なので、他品種と混ざると持ち味が消える。

プランター・家庭菜園で育てる

  • バケツ稲なら容量15L以上の容器で作れる。
  • 耐冷性が十分でないので、寒い時期は水深を保って穂を守る。
  • 粘りが強いので、少量でも炊いたときの違いが分かる。

収穫適期の見分け方

  • 穂が垂れて籾の8〜9割が黄金色になったら刈る。
  • 籾を指で潰して硬くなっていれば適期にあたる。
  • 低アミロース米は登熟の良し悪しが食味に出る。天気を見て刈る。

保存と食べ方

玄米なら冷暗所で長く保つ。精米後は2週間から1か月。粘りが強いので、水をやや少なめに炊くと粒の形が残る。

よくある失敗

  • 耐冷性が十分でない。寒い年は収量と品質が落ちる。
  • 粘りが強いので、水を多めに炊くとべたつく。

栽培カレンダー

イネの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期ではありません
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期です
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期です
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

このページの出典

イネのほかの品種

9品種。果実の大きさや産地で見比べられます。