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イネの品種

はえぬき

  • 山形県

山形県立農業試験場庄内支場が「あきたこまち」に「庄内29号」を掛けて育成し、1993年に品種登録された(登録番号第3346号)。ササニシキの後継を目指した品種で、冷害と倒伏に強い。作付割合は令和5年産で2.8%と全国6位。

ほかの品種と何が違うのか

冷害と倒伏に強い。冷めても味が落ちず業務用の需要が高い。

この品種の要点

育成元
山形県立農業試験場庄内支場(1993年〜)
産地
山形県

この品種が生まれた理由

ササニシキは食味に優れる一方で冷害と倒伏に弱く、1993年の大冷害で大きく減った。はえぬきはその後継として、良食味に冷害と倒伏への強さを加えた品種にあたる。県外での作付けがほとんどないため知名度は高くないが、山形内陸産は14年連続、庄内産は12年連続で特Aを取っている。

味と食感

冷めても味が落ちにくい。おにぎりや弁当に向くため、業務用の需要が高い。粒がしっかりしていて、炊き上がりがべたつかない。

はえぬきを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどイネに共通する基本はイネのページを参照してください。

  • 冷害と倒伏に強い。作りやすさで選べる品種にあたる。
  • いもち耐病性はやや弱い。風通しを確保する。
  • 山形での作型は4月下旬播種、5月中旬田植え、8月上旬出穂が目安。

プランター・家庭菜園で育てる

  • バケツ稲なら容量15L以上の容器で作れる。倒れにくいので扱いやすい。
  • 冷害に強いので、寒い年でも実りやすい。
  • いもち病には注意する。株を詰めすぎない。

収穫適期の見分け方

  • 穂が垂れて籾の8〜9割が黄金色になったら刈る。
  • 倒れにくいので、あわてて刈らなくてよい。
  • 籾を指で潰して硬くなっていれば適期にあたる。

保存と食べ方

玄米なら冷暗所で長く保つ。精米後は2週間から1か月。冷めても味が落ちにくいので、おにぎりにして冷凍しても持ち味が残る。

よくある失敗

  • いもち耐病性はやや弱い。多湿と密植を避ける。
  • 県外での作付けが少なく、種もみが手に入りにくいことがある。

栽培カレンダー

イネの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期ではありません
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期です
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期です
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

このページの出典

イネのほかの品種

9品種。果実の大きさや産地で見比べられます。