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イネの品種

きぬむすめ

農研機構が育成し、2006年に品種登録された。コシヒカリ並みの良食味に、作りやすい栽培適性を持つ。コシヒカリより1週間ほど晩生で、早生品種と作期を分けられる。耐暑性は「強」。作付割合は令和5年産で1.8%と全国9位。

ほかの品種と何が違うのか

耐暑性が「強」。コシヒカリより1週間晩生で作期を分けられる。

この品種の要点

熟期
中晩生
育成元
農研機構(2006年〜)

この品種が生まれた理由

名前は「キヌヒカリの娘」の意味で、キヌヒカリの後代になることを願って付けられた。夏の高温で米が白く濁る白未熟粒が問題になる中、耐暑性「強」は西日本で作るうえで大きい。良質で品質のばらつきが少ないため、中食や外食の業務用に向く。

味と食感

炊いた米はつやがあり、粘りが強くやや柔らかめ。品質のばらつきが少ないので、まとめて炊く用途に向く。鳥取県産は2013年産で初めて特Aを取り、以後4年連続で特Aになった。

きぬむすめを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどイネに共通する基本はイネのページを参照してください。

  • 耐暑性が「強」。夏が暑い西日本で品質を保ちやすい。
  • コシヒカリより1週間ほど晩生。早生品種と作期を分けられる。
  • 品質のばらつきが少なく、作りやすい部類にあたる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • バケツ稲なら容量15L以上の容器で作れる。
  • 耐暑性が強いので、真夏のベランダでも品質が落ちにくい。
  • 晩生なので、刈り取りは他の品種より1週間ほど後になる。

収穫適期の見分け方

  • コシヒカリより1週間ほど遅い。あわてて刈らない。
  • 穂が垂れて籾の8〜9割が黄金色になったら刈る。
  • 籾を指で潰して硬くなっていれば適期にあたる。

保存と食べ方

玄米なら冷暗所で長く保つ。精米後は2週間から1か月。やや柔らかめなので、水を控えめに炊くと粒が立つ。

よくある失敗

  • 晩生なので、寒い地域では登熟が間に合わないことがある。
  • やや柔らかめの炊き上がりになる。水加減を控えめにする。

栽培カレンダー

イネの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期ではありません
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期です
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期です
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

このページの出典

イネのほかの品種

9品種。果実の大きさや産地で見比べられます。