メインコンテンツへスキップ

イネの品種

ひとめぼれ

コシヒカリに「初星」を交配して育成された品種。コシヒカリの食味を受け継ぎつつ、寒さに強くなっている。1993年の大冷害でコシヒカリが大きな被害を受けるなか、ひとめぼれは比較的耐えたことで一気に広まった。東北から九州まで広く作られている。

ほかの品種と何が違うのか

コシヒカリの子。寒さに強く、冷害に耐えるよう育成された。

この品種が生まれた理由

米づくりで大きな損害になるのが冷害にあたる。1993年の記録的な冷夏では東北の作柄が大きく落ち込んだが、耐冷性のあるひとめぼれは比較的持ちこたえた。これを機に作付けが広がった。味だけでなく、気候の変動に耐えられるかどうかが品種の価値を決めた例になる。

味と食感

コシヒカリの食味を受け継ぎ、粘りと甘みがある。やわらかめの炊き上がりで、冷めても食べやすい。

ひとめぼれを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどイネに共通する基本はイネのページを参照してください。

  • 水を張った田で作る。水の出し入れができる場所が要る。バケツ稲なら容器でも育てられる。
  • 寒さに強い。冷涼な地域でも作りやすい。
  • 穂が出たら鳥に狙われる。ネットをかけないと収穫前に減る。

プランター・家庭菜園で育てる

  • バケツ稲なら容量15L以上の容器で作れる。
  • 寒さに強い品種にあたる。気温の低い地域のバケツ稲に向く。
  • 出穂後は水を切らさない。

収穫適期の見分け方

  • 穂が垂れて、籾の8〜9割が黄金色になったら刈る。
  • 籾を指で潰して硬くなっていれば適期にあたる。
  • 冷害に強い品種だが、高温の年は品質が落ちる。

保存と食べ方

精米後は2週間から1か月で食べきる。密閉して冷蔵の野菜室に置く。冷めても味が落ちにくいので弁当に向く。

よくある失敗

  • コシヒカリと同じく倒れやすい。肥料を控えめにする。
  • 冷害に比較的強いが、暑さには強くない。高温の年は品質が落ちる。

栽培カレンダー

イネの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期ではありません
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期です
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期です
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

イネのほかの品種

9品種。果実の大きさや産地で見比べられます。