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ネギの品種

砂村一本ネギ

  • 東京都
  • 江東区

土寄せして白い軸を長くする根深ネギ。江東区の北砂・南砂あたりで作られてきた。根深ネギの作り方そのものが、この土地で生まれたとされる。

すなむらいっぽんねぎ

ほかの品種と何が違うのか

根深ネギの作り方が生まれた土地のネギ。焼くと甘いことが偶然分かった。

この品種の要点

産地
東京都 / 江東区

この品種が生まれた理由

ネギは天正年間(1573〜1592)に摂津(いまの大阪)から砂村(江東区北砂・南砂)や品川などへ持ち込まれた。当時のネギは葉ネギで、砂村は摂津より寒かったのか葉が霜枯れしてしまった。がっかりした農民が根ごと抜いて穴に捨て、火をつけて燃やしたところ、それまで食べてこなかったわずかな白い軸の部分が、焼くと甘いと分かった。その後、砂村では土寄せして根深にし、白い軸を長くする技術が生まれ、江戸で最も古い千住市場や周辺の農家へ「根深ネギ」が伝わったと言われている。

味と食感

白い軸を焼くと甘い。この甘さに気づいたことが根深ネギの始まりとされる。

砂村一本ネギを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどネギに共通する基本はネギのページを参照してください。

  • 土寄せして白い軸を長くする。何度かに分けて寄せる。
  • 一度に深く寄せると生長点を埋めてしまう。葉の分かれ目より下までにとどめる。
  • 白い部分を長くするのが目的の品種にあたる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 土寄せの分の深さが要る。深型のプランターを使う。
  • 容器では寄せられる土の量が限られる。白い部分は畑より短くなる。

収穫適期の見分け方

  • 白い軸が十分に伸びたら穫る。
  • 霜に当たると甘みが増す。冬が穫りどきにあたる。

保存と食べ方

泥付きのまま立てて冷暗所に置く。土に埋けておくと長持ちする。

よくある失敗

  • 土寄せが足りないと白い部分が短い。根深ネギにならない。
  • 一度に深く寄せすぎると生長が止まる。

地域別の作型

ネギの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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根深ねぎ・春まき
根深ねぎ・秋まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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根深ねぎ・春まき
根深ねぎ・秋まき

暖地九州・四国・南関東の平野部

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葉ねぎ(周年)
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ネギの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

ネギの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまきなしなしありありなしなしなしなしありなしなしなし
植え付けなしなしなしなしなしありありなしなしなしなしなし
収穫ありありありなしなしなしなしなしなしなしありあり

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

このページの出典

ネギのほかの品種

14品種。果実の大きさや産地で見比べられます。