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カキの品種

西条

  • 広島県

広島県の西条が発祥とされる渋柿。発祥は約800年前にさかのぼる。ずんぐりした縦長の形で、表面に4本の溝が入るのが目印にあたる。100〜150gとやや小さい。渋を抜くと甘みが強く、果肉は緻密でやわらかい。古くから干し柿に使われてきた。

さいじょう

ほかの品種と何が違うのか

表面に4本の溝が入る渋柿。渋を抜くと果肉が緻密でやわらかい。

この品種の要点

産地
広島県

どれだけ作られているか

全国の栽培面積 217.6ha2023年産

  1. 島根県82.2 ha37.8%
  2. 鳥取県51.2 ha23.5%
  3. 岡山県50.7 ha23.3%
  4. 広島県24.3 ha11.2%
  5. 愛媛県5.7 ha2.6%

上位5都道府県まで。統計での品種名は「西条」です。
出典: 特産果樹生産動態等調査 果樹品種別生産動向調査(農林水産省)

この品種が生まれた理由

渋柿は干し柿にするか、渋を抜いて食べる。西条は約800年前から広島県の西条で作られてきた品種で、長く干し柿として使われてきた。渋を抜いた実は糖度が高く果汁も多い。渋があるから甘くないのではなく、渋が抜けたときに残る糖が多いという関係がここに出ている。

味と食感

渋を抜くと甘みが強く果汁も多い。果肉は緻密でやわらかい。干し柿にすると濃い甘みが出る。

西条を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどカキに共通する基本はカキのページを参照してください。

  • 渋柿にあたる。樹の上では渋が抜けないので、穫ってから渋抜きするか干す。
  • 100〜150gとやや小ぶり。数が穫れるので干し柿に向く。
  • 表面に4本の溝が入る。形で品種を見分けられる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 100〜150gと小ぶりなので、鉢でも実を成らせやすい。
  • 渋柿なので渋抜きか干し柿にする。干す場所を先に決めておく。
  • 排水がよく少し粘質の土を好む。盛夏は水を切らさない。

収穫適期の見分け方

  • 果皮が薄い橙黄色になったら穫る。渋柿なので色づきだけが目安になる。
  • 4本の溝がはっきり出る。形で品種を確かめられる。
  • 干し柿にするなら、やわらかくなる前の硬いうちに穫る。

保存と食べ方

渋を抜いてから食べる。干し柿にすれば長くもつ。渋いまま置いても抜けない。

よくある失敗

  • 渋柿なので、そのままでは食べられない。渋抜きか干し柿が前提になる。
  • 樹の上で完熟させても渋は抜けない。待っても甘くならない。

栽培カレンダー

カキの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期です
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

カキのほかの品種

7品種。果実の大きさや産地で見比べられます。