オクラの品種
八丈オクラ
- 東京都
- 八丈町
八丈島に伝わる丸さやのオクラ。穫るのが多少遅れて大きくなっても、やわらかくておいしい。背が高くなる高性種で、2m以上にもなり、穫れる期間も非常に長い。
はちじょうおくら
ほかの品種と何が違うのか
穫り遅れても硬くならない。2m以上に伸びて、長く穫り続けられる。
この品種の要点
- 産地
- 東京都 / 八丈町
この品種が生まれた理由
八丈島に伝わってきたオクラ。オクラの和名は「アメリカネリ」で、アメリカから渡ってきた「ネリ(トロロアオイ)」という意味とされる。オクラという名のほうは現地の言葉から来ているので、英語でもそのまま呼ばれる。
味と食感
丸さやで、大きくなってもやわらかい。角オクラのような筋っぽさが出にくい。
八丈オクラを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどオクラに共通する基本はオクラのページを参照してください。
- 2m以上になる高性種にあたる。支柱を早めに立てる。
- 穫れる期間が非常に長い。追肥を切らさない。
- 丸さやなので、角オクラより穫り遅れに強い。
プランター・家庭菜園で育てる
- 背が高くなるので、深さと重さのある容器にする。倒れやすい。
- 穫れる期間が長いぶん、容器では肥料切れが早い。追肥を定期的にやる。
収穫適期の見分け方
- 多少大きくなってもやわらかい。角オクラほど穫り時に神経を使わない。
- 株が2m以上になってからも穫り続けられる。
保存と食べ方
袋に入れて冷蔵する。低温に弱いので、冷やしすぎない。
よくある失敗
- 背が高くなるので、支柱が弱いと倒れる。
- 穫り遅れに強いとはいえ、放っておけば硬くなる。
地域別の作型
オクラの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。
寒冷地東北・北海道・高冷地
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| 作型 |
一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる
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| 作型 |
暖地九州・四国・南関東の平野部
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 作型 |
タネまき植え付け収穫
品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: オクラの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)
栽培カレンダー
オクラの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | なし | なし | なし | あり | あり | あり | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
| 植え付け | なし | なし | なし | なし | あり | あり | あり | なし | なし | なし | なし | なし |
| 収穫 | なし | なし | なし | なし | なし | なし | あり | あり | あり | あり | なし | なし |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- 八丈オクラ 江戸東京野菜についてJA東京中央会
オクラのほかの品種
8品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- おすすめ五角オクラごかくおくら断面が五角形になるもっとも一般的なオクラ。スーパーに並ぶオクラのほとんどがこのタイプにあたる。莢長7〜8cmの若いうちに穫る。大きくすると繊維が硬くなって食べられなくなるので、穫り遅れに弱い。
- ベニータキイ種苗の赤オクラ。莢が紫紅色になる角形のオクラで、生のまま使うと彩りがよい。熱を加えると緑色に変わる。草勢が旺盛で作りやすく、家庭菜園にも向く。
- 丸オクラまるおくら沖縄県断面が丸く角がないオクラ。島オクラとも呼ばれ、沖縄で広く作られる。大きくなっても繊維が硬くなりにくいため、穫り遅れに強い。15cm程度まで大きくしても食べられる。五角オクラのように毎日見て穫る必要が薄い。
- 赤オクラあかおくら莢が赤紫色になるオクラ。アントシアニンによる色で、加熱すると緑に戻ってしまう。色を活かしたいなら、生のまま薄切りにしてサラダに使う。味と食感は普通のオクラと大きく変わらない。
- ダビデの星だびでのほしイスラエル由来とされる大型のオクラ。莢が太く、輪切りにすると角のはっきりした星形になる。名前はその断面の形からきている。太くなってもやわらかく、穫り遅れに強い。1本が大きいので食べごたえがある。
- 八角オクラはっかくおくら断面が八角形になる大型のオクラ。五角オクラより角が多いぶん、輪切りにしたときの見た目が華やかになる。大型種で1本が大きく、太くなってもやわらかい系統が多い。角が多いと見た目は映えるが、角の部分は繊維が集まるので、大きくしすぎると硬さを感じやすい。
- アーリーファイブ断面が五角形になる極早生のオクラ。莢はつやのある濃緑で稜角がはっきり出る。莢の曲がりやイボ果が少なく、形のそろったものが穫れる。極早生なので早くから穫り始められる。売り場でよく見る五角オクラの、実際の品種名のひとつにあたる。
- ヘルシエ粘りが特に強い丸莢のオクラ。水溶性の食物繊維であるペクチンの量がアーリーファイブの2倍あり、粘りは従来の品種の3倍にあたる。果実はパステルグリーンで肉厚、肉質はやわらかい。粘りそのものを目的に選ぶ品種になる。