メインコンテンツへスキップ

ハクサイの品種

シントリ菜

  • 東京都

結球しないツケナで、「ちりめん白菜」とも呼ばれる。葉全体がやわらかく、火を通しても歯ざわりが残る。中華の炒めものやスープには、芯のやわらかいところを使った。

しんとりな

ほかの品種と何が違うのか

名前の由来が注文のしかた。料理人が「芯を採る野菜」と頼んだことから市場に広まった。

この品種の要点

産地
東京都

この品種が生まれた理由

昭和40年ごろ、江戸川区・葛飾区・足立区で盛んに作られた。中華料理店が芯のやわらかいところを使うため、注文する料理人が「ちりめん白菜」という名を覚えられず、卸に「芯を採る野菜」と頼んだ。そこから市場で「シントリ菜」の名が広まったとされる。昭和47年に日中の国交が正常化したあと、さまざまな中国野菜が入ってくるようになり、この使われ方はされなくなった。

味と食感

葉全体がやわらかく、火を通しても歯ざわりが残る。芯のところがとくにやわらかい。

シントリ菜を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどハクサイに共通する基本はハクサイのページを参照してください。

  • 結球しない。白菜のつもりで巻くのを待っても巻かない。
  • やわらかく育てるので、水を切らさないようにする。
  • アブラナ科なので、まいたらすぐ防虫ネットをかける。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 結球しないので、標準的な深さのプランターで作れる。
  • 株間を詰めすぎると中が蒸れる。間引きながら育てる。

収穫適期の見分け方

  • 株ごと抜いて穫る。芯のやわらかいところが持ち味にあたる。
  • 大きくしすぎると葉が硬くなる。

保存と食べ方

やわらかいぶん傷みやすい。濡れた新聞紙に包んで立てて冷蔵し、早めに使う。

よくある失敗

  • 白菜の名が付くが結球しない。待っても玉にならない。
  • 作る人が減っていて、種の入手先が限られる。

地域別の作型

ハクサイの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

123456789101112
夏〜秋まき
春まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

123456789101112
夏〜秋まき
春まき

暖地九州・四国・南関東の平野部

123456789101112
夏〜秋まき
春まき
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ハクサイの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

ハクサイの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまきなしなしなしなしなしなしなしありありなしなしなし
植え付けなしなしなしなしなしなしなしなしありありなしなし
収穫ありなしなしなしなしなしなしなしなしなしありあり

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ハクサイのほかの品種

12品種。果実の大きさや産地で見比べられます。