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カブの品種

杉箸アカカンバ

  • 福井県
  • 敦賀市

福井県敦賀市の杉箸地区で受け継がれてきた在来赤かぶ。細長く、皮だけでなく果肉まで赤みを帯びるのが特徴で、切っても赤い。漬物にすると鮮やかに発色する。栽培する農家が少なく、地域で守られている。

すぎはしあかかんば

ほかの品種と何が違うのか

皮だけでなく果肉まで赤い。切っても赤いのが他の赤かぶと違う。

この品種の要点

産地
福井県 / 敦賀市

この品種が生まれた理由

赤かぶの多くは皮だけが赤く、切ると中は白い。杉箸アカカンバは果肉まで赤みを帯びるため、切った時点で赤い。漬けたときの色の出方も、皮の色が回るのを待つ他の赤かぶとは違ってくる。

味と食感

細長く肉質が締まっている。漬物にすると鮮やかに発色し、切り口まで赤い。

杉箸アカカンバを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどカブに共通する基本はカブのページを参照してください。

  • 在来種や伝統野菜のため、市販の種が出回りにくい。産地の直売所や地域の種苗店が主な入手先になる。
  • 果肉まで赤くなる品種にあたる。色を濃く出すには寒さに当てる。
  • 秋まきにして、霜が降りるころまで置く。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 深さ25cm以上の容器で作れる。
  • 果肉まで赤くなる品種なので、切ってみるまで色の出方が分からない。1株は試し掘りして確かめる。
  • 間引きが要る。混んだまま育てるとどれも太らない。

収穫適期の見分け方

  • 直径6〜8cmで穫る。果肉まで赤いかは切らないと分からない。
  • 1つ試し掘りして中の色を確かめてから、残りの収穫時期を決める。
  • 穫り遅れると内部にすが入る。

保存と食べ方

甘酢漬けが定番。果肉まで赤いので、切ったときの色が濃い。

よくある失敗

  • 煮物にすると色が煮汁に溶け出す。色を活かすなら酢漬けで使う。
  • 果肉まで赤いのがこの品種の違いにあたる。他の赤かぶと混ぜると区別がつかない。

地域別の作型

カブの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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春まき
夏まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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春まき
秋まき

暖地九州・四国・南関東の平野部

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春まき
秋まき
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: カブの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

カブの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期です
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期です
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

カブのほかの品種

15品種。果実の大きさや産地で見比べられます。