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カブの品種

金沢青かぶ

  • 石川県

石川県の「かぶら寿し」に使われる大型の青かぶ。肉質が緻密で、切れ目を入れてブリを挟み、麹で発酵させる。金沢の冬の伝統的な保存食を支えてきた品種にあたる。

かなざわあおかぶ

ほかの品種と何が違うのか

かぶら寿しはこの大きさと肉質があってこそ。ブリを挟んで麹で発酵させる。

この品種の要点

産地
石川県

この品種が生まれた理由

かぶら寿しは、大きく切ったかぶに切れ目を入れてブリの切り身を挟み、麹に漬けて発酵させたもの。挟むだけの厚みと、発酵させても崩れない緻密な肉質が要る。小カブでは作れない料理で、品種の性質が郷土食の形を決めている例にあたる。

味と食感

肉質が緻密で、生では締まった歯ざわりがある。麹に漬けて発酵させると甘みが出て、ブリの脂と合わさる。

金沢青かぶを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどカブに共通する基本はカブのページを参照してください。

  • 大型のかぶなので、株間を十分に取る。詰めると挟めるほどの厚みにならない。
  • 在来種や伝統野菜のため、市販の種が出回りにくい。産地の直売所や地域の種苗店が主な入手先になる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 大カブなので容量20L以上・深さ30cm以上が要る。1容器に1〜2株までにする。
  • 間引きが要る。混んだまま育てるとどれも太らない。
  • 水切れさせると根が割れやすくなる。土が少ない容器ほど水やりの回数が要る。

収穫適期の見分け方

  • 直径10〜15cmの大カブになったら穫る。小カブの感覚で穫ると小さすぎる。
  • かぶら寿しにはこの大きさが要る。太りきるまで置く。
  • 穫り遅れると内部にすが入る。1つ抜いて確かめる。

保存と食べ方

かぶら寿しが定番。切れ目を入れてブリを挟み、麹で発酵させる。

よくある失敗

  • 穫り遅れるとスが入る。大きくなったら待たずに抜く。
  • 大カブなので、小カブの感覚で抜くと小さすぎる。かぶら寿しには大きさが要る。

地域別の作型

カブの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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春まき
夏まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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春まき
秋まき

暖地九州・四国・南関東の平野部

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春まき
秋まき
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: カブの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

カブの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期です
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期です
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

カブのほかの品種

15品種。果実の大きさや産地で見比べられます。