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カブの品種

金町コカブ

  • 東京都
  • 葛飾区

葛飾区金町で作られてきた小カブ。白く丸い根に、やわらかい葉が付く。小カブの早どりを狙って選ばれてきた系統にあたる。

かなまちこかぶ

ほかの品種と何が違うのか

4月に早どりできるよう改良され、高級料亭へ出荷されていた小カブ。

この品種の要点

産地
東京都 / 葛飾区

この品種が生まれた理由

来歴には2つの説がある。1つは明治の終わりごろ、東金町の長谷碌之助が「下千葉中生」という品種を4月に早どりできるよう改良して高級料亭へ出荷し、その品種から金町で種を採ったというもの。もう1つは、農商務省の三田育種場(いまの港区三田)で作っていたフランス産のかぶの種を明治10年ごろに譲り受け、栽培と採種を続けるうちに地元のかぶと自然交配してできたというもの。どちらの説でも、明治の東京で早どりを目指して選ばれた小カブという点は変わらない。

味と食感

小カブらしくやわらかく、きめが細かい。浅漬け、酢のもの、汁の実に向く。葉も食べられる。

金町コカブを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどカブに共通する基本はカブのページを参照してください。

  • 小カブなので、大きく育てず早めに穫る。
  • 早どりの系統にあたる。遅らせると持ち味が出ない。
  • アブラナ科なので、まいたらすぐ防虫ネットをかける。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 小カブは根が浅いので、標準的な深さのプランターで作れる。
  • 間引きながら育てる。混んだままでは丸くならない。

収穫適期の見分け方

  • 根が直径5cmほどになったら穫る。大きくしすぎない。
  • 割れる前に穫る。置くとひびが入る。

保存と食べ方

葉を付けたままにすると根の水分が抜ける。穫ったら葉を切り離して冷蔵する。

よくある失敗

  • 大きくしようとして置くと、割れたりスが入ったりする。
  • 在来の系統なので種の出回りが限られる。産地の直売所や地域の種苗店を当たる。

地域別の作型

カブの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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春まき
夏まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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春まき
秋まき

暖地九州・四国・南関東の平野部

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春まき
秋まき
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: カブの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

カブの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
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タネまきなしなしありありなしなしなしなしありありなしなし
収穫なしなしなしなしありありなしなしなしなしありあり

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

このページの出典

カブのほかの品種

16品種。果実の大きさや産地で見比べられます。