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カブの品種

品川カブ

  • 東京都

丸くならず、大根のように細長く伸びるカブ。江戸の副食が漬物だったころの品種にあたる。秋に穫る。

しながわかぶ

ほかの品種と何が違うのか

丸くない。大根のように細長いカブにあたる。

この品種の要点

産地
東京都

この品種が生まれた理由

江戸から東京にかけて、主な副食が漬物だったころのカブ。北区滝野川のあたりで作られたことから滝野川カブとも呼ばれ、江戸時代の農書『成形図説』に載っている。明治以降に作られなくなったが、2004年に北品川の青果店の経営者が江戸時代の書物を調べ、小平市に残っていた「東京大長カブ」との形の似かたを手がかりに復活させた。いまは品川区の有志が作り、地元の催しで紹介されている。

味と食感

水分が少なく、ほんのり苦味がある。漬物にすると持ち味が出る。炒め煮にもする。

品川カブを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどカブに共通する基本はカブのページを参照してください。

  • 細長く伸びるので、丸いカブより深く耕す。
  • 在来種のため市販の種が出回りにくい。産地の直売所や地域の種苗店が主な入手先になる。
  • 秋に穫る作型にあたる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 細長く伸びるので、深さ30cm以上の容器を使う。
  • 間引きが要る。混んだまま育てるとどれも太らない。
  • 丸いカブのつもりで浅い容器を使うと形が崩れる。

収穫適期の見分け方

  • 秋に穫る。
  • 丸くならず細長く伸びたら穫りごろ。
  • 太さではなく長さで見る。

保存と食べ方

葉を切り分けてから、根は新聞紙に包んで冷暗所へ。葉は別に使う。

よくある失敗

  • 丸くならないのを失敗と思わない。細長いのがこの品種の姿にあたる。
  • 水分が少なくほんのり苦い。生食向きではなく、漬物にする品種になる。

地域別の作型

カブの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

123456789101112
春まき
夏まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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春まき
秋まき

暖地九州・四国・南関東の平野部

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春まき
秋まき
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: カブの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

カブの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期です
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期です
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

このページの出典

カブのほかの品種

15品種。果実の大きさや産地で見比べられます。