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コマツナの品種

夏楽天

高温期でも作りやすい夏まき向きの小松菜。小松菜は本来、寒さに当たると甘くなる冬の野菜だが、夏楽天のような耐暑性のある系統を使えば夏でも作れる。生育が早く、種まきから30日ほどで穫れる。暑い時期は病害虫が出やすいので、防虫ネットが要る。

なつらくてん

ほかの品種と何が違うのか

夏に作れる小松菜。冬の野菜という前提を崩した系統にあたる。

この品種の要点

種まきから収穫まで
30〜40日

この品種が生まれた理由

小松菜は寒さに当たると甘みが増すので冬が旬になるが、生育そのものは早く、条件さえ合えば年間を通して作れる。夏まき向きの系統は、高温期に起きやすい徒長や病害を抑えるよう選抜されている。家庭菜園で葉物を切らしたくないときの選択肢にあたる。

味と食感

夏に穫るものは、冬に穫るものより甘みが穏やかであっさりする。おひたし、炒めもの、みそ汁の具に使える。

夏楽天を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどコマツナに共通する基本はコマツナのページを参照してください。

  • 種まきから30〜40日ほどで穫れる。回転が早いので、少しずつ時期をずらして播くと長く穫れる。
  • 高温期は徒長しやすい。まいたあと間引いて、風通しをよくする。
  • アブラナ科なのでアオムシやコナガがつく。播いたらすぐ防虫ネットをかけると薬剤を使わずに済む。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 根が浅いので、標準的な深さのプランターで作れる。
  • 夏は土が乾きやすい。朝夕の水やりが要る日もある。
  • 防虫ネットをかける。夏は虫の勢いが強い。

収穫適期の見分け方

  • 夏に作れる系統にあたる。高温期は生育が早いので、20cmになったら早めに穫る。
  • 夏はとう立ちが早い。数日で穫りどきを過ぎる。
  • 間引き菜も食べられる。

保存と食べ方

夏に作れる小松菜にあたる。夏は傷みが早いので、穫ったその日か翌日に使う。濡れた新聞紙に包んで立てて冷蔵する。

よくある失敗

  • 夏に穫ると、冬の小松菜のような甘みは出ない。時期による味の差にあたる。
  • 暑い時期は虫の被害が大きい。ネットなしでは葉が穴だらけになる。

地域別の作型

コマツナの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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露地栽培

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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露地栽培

暖地九州・四国・南関東の平野部

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露地栽培
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: コマツナの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

コマツナの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期です
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期です
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期です
11月はタネまきの時期です
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期です
2月は収穫の時期です
3月は収穫の時期です
4月は収穫の時期です
5月は収穫の時期です
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

コマツナのほかの品種

6品種。果実の大きさや産地で見比べられます。