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コマツナの品種

後関晩生小松菜

在来系の小松菜で、東京の後関種苗が育成した固定種。葉が濃緑で厚く、寒さに当たると甘みが増す。晩生種なので生育はゆっくりだが、そのぶん葉が締まって味が濃くなる。F1品種のようにそろいはよくないが、自分で種を採って翌年もまける。

ごせきばんせいこまつな

ほかの品種と何が違うのか

固定種なので自分で種が採れる。F1品種とはそこが根本的に違う。

この品種の要点

熟期
晩生

この品種が生まれた理由

いま流通している小松菜のほとんどはF1(一代交配種)で、採った種をまいても同じものにはならない。後関晩生小松菜は固定種なので、種を採って翌年もまける。そろいの良さより、種をつないでいけることを重視する人に選ばれる品種にあたる。小松菜という名は江戸時代の小松川(現・東京都江戸川区)に由来する。

味と食感

葉が濃緑で厚く、味が濃い。寒さに当たると甘みが増すので、冬に穫るとおいしい。おひたし、煮浸し、炒めものに向く。

後関晩生小松菜を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどコマツナに共通する基本はコマツナのページを参照してください。

  • 固定種なので、花を咲かせて種を採れば翌年もまける。
  • 晩生種で生育はゆっくり。早く穫りたいならF1の早生種を選ぶ。
  • アブラナ科なのでアオムシやコナガがつく。播いたらすぐ防虫ネットをかけると薬剤を使わずに済む。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 根が浅いので、標準的な深さのプランターで作れる。
  • 混んだところから間引いて食べる。間引き菜もそのまま使える。
  • 防虫ネットをかける。ベランダでもコナガはつく。

収穫適期の見分け方

  • 草丈20〜25cmになったら株元から切って穫る。
  • 寒さに当たってからのほうが甘い。

保存と食べ方

固定種なので自分で種が採れる。食べるぶんは濡れた新聞紙に包んで立てて冷蔵する。晩生なのでとう立ちが遅く、長く穫れる。

よくある失敗

  • F1品種ほどそろわない。大きさがばらつくのは固定種の性質にあたる。
  • 晩生の小松菜にあたる。とう立ちが遅いぶん、収穫まで時間がかかる。

地域別の作型

コマツナの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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露地栽培

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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露地栽培

暖地九州・四国・南関東の平野部

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露地栽培
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: コマツナの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

コマツナの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期です
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期です
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期です
11月はタネまきの時期です
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期です
2月は収穫の時期です
3月は収穫の時期です
4月は収穫の時期です
5月は収穫の時期です
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

コマツナのほかの品種

6品種。果実の大きさや産地で見比べられます。