ショウガの品種
金時生姜
小ぶりで赤みを帯びる在来系の小生姜。辛味と香りが非常に強く、少量で効く。薬味や生姜湯、ジンジャーシロップに使われる。大生姜に比べて収量は少ないが、香りの濃さで選ばれる。
きんときしょうが
ほかの品種と何が違うのか
小ぶりだが辛味と香りが非常に強い。少量で効く小生姜にあたる。
この品種が生まれた理由
ショウガの辛味と香りは、大きさと反比例する傾向がある。大生姜は繊維がやわらかく辛味が穏やか、小生姜は小ぶりで辛味と香りが強い。金時生姜は小生姜の代表で、量ではなく香りを目的に作る品種にあたる。
味と食感
辛味と香りが非常に強い。少量で効くので、薬味や生姜湯、シロップに向く。赤みを帯びた色も特徴になる。
金時生姜を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどショウガに共通する基本はショウガのページを参照してください。
- 強い日ざしを嫌う。半日陰か、他の作物の陰になる場所が向く。
- 乾燥に弱い。敷きわらなどで土の乾きを防ぎ、水を切らさない。
- 大生姜より収量は少ない。量を求める品種ではない。
プランター・家庭菜園で育てる
- 容量15L以上・深さ30cm以上の容器を使う。
- 小ぶりだが辛味と香りが強い品種にあたる。少量で足りるので鉢1つで済む。
- 乾燥に弱い。夏は毎日水をやる。
収穫適期の見分け方
- 小ぶりな小生姜にあたる。大生姜の感覚で大きさを待つと穫り遅れる。
- 霜が降りる前に掘る。
- 辛味と香りが強い。少量で足りる。
保存と食べ方
薬味、生姜湯、ジンジャーシロップに。13〜15℃の風通しのよい場所に置く。
よくある失敗
- 冷蔵庫に入れると低温障害を起こす。13〜15℃の風通しのよい場所に置く。
- 量を穫りたいなら大生姜を選ぶ。この品種は香りが目的にあたる。
栽培カレンダー
ショウガの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
ショウガのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- 八王子ショウガはちおうじしょうが東京都鮮やかな黄色味を帯びていて、辛味が少ない。筋っぽさが無く、みずみずしい。八王子市の加住町・小比企町・中野町・川口町・石川町などで作られている。
- 大生姜おおしょうが1株1kg以上になる大型のショウガの総称で、特定の品種名ではない。繊維がやわらかく辛味が穏やかなので、薬味だけでなく甘酢漬けや佃煮といった加工にも向く。スーパーで「しょうが」として売られている根しょうがの多くがこの系統にあたる。
- 谷中生姜やなかしょうが東京都江戸東京野菜若い根茎を茎ごと穫る葉生姜。東京・谷中が産地だったことが名の由来にあたる。江戸東京野菜に数えられる。根茎がふくらみ始めた早い時期に穫るので、繊維がやわらかく辛味も穏やか。味噌を付けて生でかじるのが定番の食べ方になる。