ショウガの品種
八王子ショウガ
- 東京都
鮮やかな黄色味を帯びていて、辛味が少ない。筋っぽさが無く、みずみずしい。八王子市の加住町・小比企町・中野町・川口町・石川町などで作られている。
はちおうじしょうが
ほかの品種と何が違うのか
辛味が少なく筋っぽくない。生のまま食べられる。
この品種の要点
- 産地
- 東京都
この品種が生まれた理由
昭和のはじめ、八王子市加住町の生産者である村内米吉の祖父・和介が、近所で桶屋を営んでいた森田弁吉から分けてもらったのが始まりとされる。森田はあきる野市の二宮神社の生姜祭に出かけた年にもらい受けたと伝わる。以後80年以上、毎年とぎれることなく作られてきた。毎年9月に永福稲荷神社で開かれる、江戸時代から続く例大祭「しょうが祭」に奉納され、無病息災が願われる。
味と食感
辛味が少なくみずみずしい。生のまま薬味にでき、甘酢漬けにも向く。
八王子ショウガを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどショウガに共通する基本はショウガのページを参照してください。
- 80年以上ひと続きに受け継がれてきた種しょうがにあたる。産地から分けてもらう。
- 乾燥を嫌う。夏は敷きわらをして土を乾かさない。
- 辛味が少ないので、辛さを求める使い方には向かない。
プランター・家庭菜園で育てる
- 深さ30cm以上の容器に1株。日なたから半日陰に置く。
- 乾かさない。表土が乾いたら十分に水をやる。
- 寒さに弱い。霜が降りる前に掘り上げる。
収穫適期の見分け方
- 9月のしょうが祭のころが産地の節目にあたる。
- 鮮やかな黄色味が出たら穫りごろ。
- 霜が降りる前に掘り上げる。
保存と食べ方
乾かさないよう新聞紙に包み、冷暗所に置く。15℃前後を保つ。冷蔵庫は冷えすぎる。
よくある失敗
- 辛味が少ない。ぴりっとした辛さを期待すると物足りない。
- 冷蔵庫に入れると低温障害を起こす。15℃前後で置く。
栽培カレンダー
ショウガの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- 八王子ショウガ 江戸東京野菜についてJA東京中央会
- 八王子ショウガ 江戸東京野菜とうきょうの恵み TOKYO GROWN
ショウガのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- 大生姜おおしょうが1株1kg以上になる大型のショウガの総称で、特定の品種名ではない。繊維がやわらかく辛味が穏やかなので、薬味だけでなく甘酢漬けや佃煮といった加工にも向く。スーパーで「しょうが」として売られている根しょうがの多くがこの系統にあたる。
- 金時生姜きんときしょうが小ぶりで赤みを帯びる在来系の小生姜。辛味と香りが非常に強く、少量で効く。薬味や生姜湯、ジンジャーシロップに使われる。大生姜に比べて収量は少ないが、香りの濃さで選ばれる。
- 谷中生姜やなかしょうが東京都江戸東京野菜若い根茎を茎ごと穫る葉生姜。東京・谷中が産地だったことが名の由来にあたる。江戸東京野菜に数えられる。根茎がふくらみ始めた早い時期に穫るので、繊維がやわらかく辛味も穏やか。味噌を付けて生でかじるのが定番の食べ方になる。