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ダイズの品種

サチユタカ

農研機構九州沖縄農業研究センターが「フクユタカ」を母、「エンレイ」を父として交配した雑種第2代に、再びエンレイを交配して育成した。2003年8月19日に命名登録された(登録番号11367)。熟期は中の晩で、粗タンパク質含量が高く豆腐加工適性にすぐれる。

ほかの品種と何が違うのか

粗タンパク質が高く豆腐に向く。紫斑病抵抗性は「強」。

この品種の要点

熟期
中晩生
抵抗性
紫斑病
育成元
農研機構九州沖縄農業研究センター(2003年〜)

この品種が生まれた理由

豆腐にしたときの固まり方は、大豆の粗タンパク質含量で大きく変わる。サチユタカは「タマホマレ」に比べて粗タンパク質が高く、豆腐加工適性にすぐれる。紫斑病抵抗性も「強」で、タマホマレやニシムスメより強い。近畿・中国地方の温暖地向きにあたる。

味と食感

粗タンパク質が高いので、豆腐にすると固まりがよく味が濃い。煮豆にしても形が崩れにくい。

サチユタカを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどダイズに共通する基本はダイズのページを参照してください。

  • 近畿・中国地方の温暖地に向く。寒い地域では登熟が間に合わない。
  • 熟期は中の晩。まき時を守り、晩生を早くまかないようにする。
  • 紫斑病抵抗性が「強」なので、豆の見た目が揃いやすい。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 深さ30cm以上のプランターに株間25cm。完熟まで置くので期間が長い。
  • エダマメとして早く穫ることもできるが、この品種は完熟の豆で持ち味が出る。
  • 莢が乾いて振ると音がするまで待つ。

収穫適期の見分け方

  • 莢が茶色く乾き、振るとカラカラと音がしたら刈る。
  • 熟期は中の晩。同じ畑の早生種より2週間ほど遅い。
  • 刈ったあと畑で数日乾かしてから脱粒する。

保存と食べ方

よく乾かして密閉し、冷暗所で1年。虫が入りやすいので、袋のまま冷凍しておくと確実にあたる。

よくある失敗

  • 温暖地向きの品種にあたる。寒冷地では実らない。
  • エダマメとして早穫りすると、粗タンパク質の高さという持ち味が出ない。

栽培カレンダー

ダイズの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期ではありません
4月はタネまきの時期ではありません
5月はタネまきの時期です
6月はタネまきの時期です
7月はタネまきの時期です
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

このページの出典

ダイズのほかの品種

6品種。果実の大きさや産地で見比べられます。