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中晩柑の品種

清見

静岡県の果樹試験場興津支場で、温州みかんの宮川早生にトロビタオレンジを交配して育成され、1979年に品種登録された。日本で最初に育成されたタンゴール(ミカンとオレンジの雑種)にあたる。オレンジの香りと、みかんの食べやすさを併せ持つ。3月から4月に穫れる。

きよみ

1本で実がなります。受粉樹は要りません。

1本で実がなる果樹の一覧 もあります。

ほかの品種と何が違うのか

日本で最初のタンゴール。不知火・せとかなど多くの品種の親。

この品種が生まれた理由

1949年に交配し、品種登録は1979年。命名までに31年かかっている。広い地域で作れるかを確かめるのに時間を要したためにあたる。名前は興津支場から見える清見潟に由来する。この品種を親として不知火・せとか・はるみなど多くの柑橘が生まれており、日本の柑橘育種の起点になった品種といえる。

味と食感

オレンジのような香りがあり、果汁が多い。甘みと酸味のつり合いがよい。じょうのうはやや厚く、むいて食べることが多い。種が入ることがある。

清見を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなど中晩柑に共通する基本は中晩柑のページを参照してください。

  • 収穫が3〜4月と遅い。それまで実が木についたままなので、冬の寒さ対策が要る。
  • 1本で実がつく。受粉樹は要らない。
  • 隔年結果しやすい。7〜8月に摘果する。
  • じょうのうが厚めなので、袋ごと食べる品種ほど繊細な管理は要らない。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 10号以上の鉢を使う。冬に軒下や室内へ移せるようにしておく。
  • 収穫が3〜4月とさらに遅い。鉢を移動できることの利点が大きい。
  • 隔年結果しやすい。7〜8月に摘果する。

収穫適期の見分け方

  • 果皮が橙色になったら穫る。収穫は3〜4月と柑橘の中でも遅い。
  • 収穫まで木に置く期間が長い。その間の寒害と鳥害に注意する。
  • 穫ってしばらく置くと酸が抜けて食べやすくなる。

保存と食べ方

冷暗所に置く。収穫後しばらく置くと酸が抜けて食べやすくなる。

よくある失敗

  • じょうのうが厚く、不知火やせとかのように袋ごとは食べにくい。
  • 収穫が春まで長引くため、その間の寒害と鳥害を受けやすい。

栽培カレンダー

この品種の時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期です
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期です
4月は収穫の時期です
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

中晩柑のほかの品種

5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。