ズッキーニの品種
グリーントスカ
つるが伸びない緑種のズッキーニ。生育が旺盛で強健、場所を取らないので家庭菜園向きにあたる。果実は濃緑の円筒形で、次々に穫れる。同じトスカの名を持つブラックトスカより果色がやや明るい。狭い畑でズッキーニを作るときの選択肢になる。
ほかの品種と何が違うのか
つるが伸びず場所を取らない。狭い畑で作れる緑種。
この品種の要点
- 開花から収穫まで
- 4〜7日
この品種が生まれた理由
ズッキーニはカボチャの仲間だが、つるが伸びずに株のまま大きくなる。それでも品種によって株の張り方は違い、広い場所を取るものもある。グリーントスカは株がまとまり、強健で作りやすい。ズッキーニで最初につまずくのは場所の確保なので、そこを外せることが選ぶ理由になる。
味と食感
果肉はやわらかく、くせがない。輪切りにして焼くと甘みが出る。皮ごと使える。
グリーントスカを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどズッキーニに共通する基本はズッキーニのページを参照してください。
- つるが伸びず株のまま育つ。それでも葉は大きく広がるので、株間は80cm以上取る。
- 強健で作りやすい部類にあたる。ズッキーニを初めて作るときに向く。
- 根の張る範囲が狭い。株元にしっかり肥料を効かせる。
収穫適期の見分け方
- 長さ15〜20cmで穫る。大きくすると味が落ちて株も疲れる。
- 開花から4〜7日が目安にあたる。夏は毎日見て回る。
- 濃緑でつやがあるうちに穫る。つやが引いたら遅い。
保存と食べ方
冷蔵で4〜5日。乾かすとしなびるので、袋に入れて野菜室へ。
よくある失敗
- つるが伸びなくても葉が大きく広がる。株間を詰めると風通しが悪くなる。
- 水はけが悪いと根が傷む。高畝にして排水を確保する。
地域別の作型
ズッキーニの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。
寒冷地東北・北海道・高冷地
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| 作型 |
一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる
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| 育苗 | ||||||||||||
| 直まき |
暖地九州・四国・南関東の平野部
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| 育苗 | ||||||||||||
| 直まき |
品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ズッキーニの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)
栽培カレンダー
ズッキーニの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期です | 4月はタネまきの時期です | 5月はタネまきの時期です | 6月はタネまきの時期です | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期です | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期です | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
ズッキーニのほかの品種
5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- おすすめブラックトスカ濃い緑色の果皮を持つ標準的なズッキーニ。形がそろいやすく、家庭菜園でよく使われる。長さ15〜20cmの若いうちに穫るのが前提で、大きくすると皮が硬くなり味も落ちる。カボチャの仲間だが、つるは伸びず株のまま立ち上がる。
- オーラム鮮やかな黄色の果皮を持つズッキーニ。緑種より皮がやわらかく、生でも食べやすい。加熱しても黄色が残るので、緑種と一緒に使うと色の対比が出る。穫りどきや育て方は緑種と同じで、若いうちに穫る。
- パティパン円盤形で縁が波打つ形のズッキーニ。UFOズッキーニとも呼ばれる。丸ごと中身をくり抜いて詰め物にすると、形がそのまま器になる。味と食感は普通のズッキーニと大きく変わらない。小さいうちに穫るほど形が整う。
- ダイナー濃緑の標準的な緑種のズッキーニ。作りやすく収量が安定する。長さ15〜20cmの若いうちに穫る。株が立ち上がるタイプで、つるが伸びないので場所を取りにくい。
- ゼルダ・ネロ葉柄にとげがなく、収穫や葉かきのときに手が痛くならないズッキーニ。果色は極濃緑で、均等に太る。多収で品質もそろう。ズッキーニの作業でいちばん嫌われる部分を、品種の側で外した品種にあたる。