ホウレンソウの品種
サラダあかり
アクが少なく生で食べられるホウレンソウ。葉が丸みを帯び、やわらかい。普通のホウレンソウはシュウ酸が多くえぐみが出るため下ゆでするが、この系統はシュウ酸が少ないので生のままサラダにできる。
ほかの品種と何が違うのか
シュウ酸が少なく、下ゆでせずに生でサラダにできる。
この品種が生まれた理由
ホウレンソウを生で食べないのは、シュウ酸によるえぐみと、それが結石の原因になるという話によるものにあたる。サラダ用の系統はシュウ酸含量を抑えてあるので、下ゆでせず生で使える。下ごしらえの手間が減るだけでなく、ゆでで失われる栄養も残る。
味と食感
アクが少なくやわらかい。生のままサラダにできる。加熱にも使えるが、生食で持ち味が出る。
サラダあかりを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどホウレンソウに共通する基本はホウレンソウのページを参照してください。
- ホウレンソウは酸性土に弱い。石灰をまいて土の酸度を調整してから種をまく。
- 種は硬い皮に覆われている。一晩水に浸けてからまくと発芽がそろう。
- 生食用なので、やわらかいうちに若採りする。
プランター・家庭菜園で育てる
- 深さ15cm程度のプランターで作れる。
- 生食用なので、若いうちに間引きながら穫るとやわらかい葉が使える。
- シュウ酸が少ない品種にあたる。下ゆでせずに使える。
収穫適期の見分け方
- 生食用なので、草丈15〜20cmの若いうちに穫る。
- 間引きながら順に穫るとやわらかい葉が使える。
- とう立ちすると味が落ちる。
保存と食べ方
サラダ、サンドイッチが定番。下ゆでせずそのまま使える。
よくある失敗
- 普通のホウレンソウは生食に向かない。サラダ用の系統かどうかを確かめてから生で使う。
地域別の作型
ホウレンソウの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。
寒冷地東北・北海道・高冷地
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| 春まき | ||||||||||||
| 夏まき | ||||||||||||
| 秋まき |
一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる
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| 春まき | ||||||||||||
| 夏まき | ||||||||||||
| 秋まき |
暖地九州・四国・南関東の平野部
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| 春まき | ||||||||||||
| 夏まき | ||||||||||||
| 秋まき |
品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ホウレンソウの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)
栽培カレンダー
ホウレンソウの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期です | 3月はタネまきの時期です | 4月はタネまきの時期です | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期です | 10月はタネまきの時期です | 11月はタネまきの時期です | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期です | 2月は収穫の時期です | 3月は収穫の時期です | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期です |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
ホウレンソウのほかの品種
5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- アトラスほうれん草あとらすほうれんそう秋冬どり向けのホウレンソウ。葉に丸みがあり、株がまとまって育つ西洋種系にあたる。東洋種のような深い切れ込みはない。ホウレンソウは寒さに当たると糖を蓄えて甘くなるので、冬に穫るのがもっともおいしい。
- 次郎丸ほうれん草じろうまるほうれんそう愛知県愛知県で作られてきた東洋種のホウレンソウ。葉に深い切れ込みが入り、根元が赤い。アクが少なく甘みが強い。とう立ちが早いため秋まき向きになる。西洋種に比べて作型が限られるが、味の評価は高い。
- ちぢみほうれん草ちぢみほうれんそう寒さに当てて葉を縮ませたホウレンソウ。品種というより、露地で寒さにさらす栽培方法によってこの姿になる。葉が地面に張り付くように広がり、肉厚で濃緑になる。糖度が上がって非常に甘くなる。ハウスでは同じものにならない。
- オーライタキイ種苗のホウレンソウ。秋冬どりの品種で、生育が旺盛で収量が多い。葉が肉厚で食味がよく、根際が赤く色づく。広い作型に適応し、栽培が容易な部類にあたる。
- 西洋種ほうれん草せいようしゅほうれんそう葉が丸く切れ込みが浅いホウレンソウの系統。特定の品種名ではなく、東洋種に対する呼び方にあたる。とう立ちしにくいので春まきに向く。アクは東洋種より強く、根際の赤みも薄い。