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ホウレンソウの品種

オーライ

タキイ種苗のホウレンソウ。秋冬どりの品種で、生育が旺盛で収量が多い。葉が肉厚で食味がよく、根際が赤く色づく。広い作型に適応し、栽培が容易な部類にあたる。

ほかの品種と何が違うのか

秋冬どりの定番。葉が肉厚で根際が赤く色づく。

この品種の要点

育成元
タキイ種苗

この品種が生まれた理由

ホウレンソウは東洋種と西洋種に分かれ、東洋種は葉に切れ込みが深く根が赤くアクが少ない一方、とう立ちしやすい。西洋種は丸葉でとう立ちしにくいがアクが強い。いま流通する多くはこの2つを掛け合わせた交雑種にあたる。オーライもその系統で、東洋種の食味と作りやすさを両立させている。

味と食感

葉が肉厚で、ゆでたときの歯ざわりが残る。根際の赤い部分は甘みが強い。アクは強くない。

オーライを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどホウレンソウに共通する基本はホウレンソウのページを参照してください。

  • 秋まきに向く品種にあたる。春まきするととう立ちしやすい。
  • 酸性土に弱い。植え付け2週間前に苦土石灰をまいて中和する。
  • 混みすぎたら間引く。間引き菜も食べられる。
  • 広い作型に適応するので、まき時の幅が取りやすい。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 根が浅いので、深さ15cm程度のプランターで作れる。
  • 酸性土に弱い。市販の培養土でも石灰を足しておくと安定する。
  • 間引きながら順に穫る。混んだままでは大きくならない。

収穫適期の見分け方

  • 草丈20〜25cmで穫る。葉が肉厚になったら適期にあたる。
  • 根際が赤く色づいているかも目安になる。
  • とう立ちすると味が落ちる。春は早めに穫る。

保存と食べ方

濡れた新聞紙に包んで立てて冷蔵する。寝かせると葉が傷む。根際の赤い部分も食べられるので切り落とさない。

よくある失敗

  • 酸性土では育たない。芽が出ても大きくならないときは土の酸度を疑う。
  • 春まきするととう立ちしやすい。秋まきに向く品種にあたる。

地域別の作型

ホウレンソウの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

123456789101112
春まき
夏まき
秋まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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春まき
夏まき
秋まき

暖地九州・四国・南関東の平野部

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春まき
夏まき
秋まき
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ホウレンソウの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

ホウレンソウの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期です
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期です
11月はタネまきの時期です
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期です
2月は収穫の時期です
3月は収穫の時期です
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期です
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ホウレンソウのほかの品種

5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。