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スモモの品種

メスレー

自家和合性があるニホンスモモ。山梨県果樹試験場の交配試験では、自家受粉の結実率が13.3パーセントで、同じく自家和合性のサンタローザ(7.9パーセント)より高かった。1本でも実がなる。

1本で実がなります。受粉樹は要りません。

自家和合性がある。山梨県の試験では自家受粉の結実率13.3パーセントで、調べた品種のなかでは高いほうだった。

1本で実がなる果樹の一覧 もあります。

ほかの品種と何が違うのか

自家受粉の結実率13.3パーセント。1本植えならこちらのほうが確実。

この品種が生まれた理由

ニホンスモモで受粉樹なしに実る品種は限られる。山梨県果樹試験場が34品種・1系統のS遺伝子型を判定して交配試験を行ったところ、自家受粉で実ったのはメスレー、サンタローザ、ハニーローザの3つだけだった。結実率はそれぞれ13.3、7.9、25.9パーセント。ハニーローザは農研機構の育成記録では自家結実性が無いとされていて評価が分かれるので、確実に1本で穫りたいならこの品種かサンタローザになる。

味と食感

果皮は暗赤色で、果肉は赤みを帯びる。ニホンスモモとしては早い時期に穫れる品種にあたる。

メスレーを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどスモモに共通する基本はスモモのページを参照してください。

  • 1本でも実る。自家受粉の結実率は13.3パーセントで、調べられた品種のなかでは高いほう。
  • それでも受粉樹を混ぜたほうが結実は安定する。
  • S遺伝子型が違っても相性の悪い組み合わせがある。受粉樹は実績のあるものを選ぶ。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 1本で実るので鉢向き。受粉樹を置けない場所でも穫れる。
  • 鉢では根が制限されるので、結実数を欲張らない。
  • 開花期に軒下へ移せると、雨で花粉が流れるのを避けられる。

収穫適期の見分け方

  • 果皮が暗赤色に色づいたら穫りごろ。
  • 熟すと急にやわらかくなる。固いうちに穫って追熟させる。
  • 1本植えのときは結実数が少ない。無理に摘果しない。

保存と食べ方

追熟してから食べる。熟すと一気にやわらかくなるので、固いうちに穫って手元で待つほうが扱いやすい。

よくある失敗

  • 自家和合性があっても、受粉樹ありの結実率には届かない。
  • S遺伝子型が同じ品種とは受粉しない。苗を増やすときに同系統で固めない。

栽培カレンダー

スモモの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付けありありありなしなしなしなしなしなしなしありあり
収穫なしなしなしなしなしありありありなしなしなしなし

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。