メインコンテンツへスキップ

ミツバの品種

小山田ミツバ

  • 東京都
  • 町田市

町田市上小山田で作られる切りミツバの呼び名。品種名ではなく、産地と作り方による呼び分けにあたる。軟化室で日を当てずに育て、12月から出す。

おやまだみつば

ミツバには品種の区別がありません

名前の付いた品種が作られていない作物にあたります。 品種を選ぶ代わりに、どこから株やタネを手に入れるかが分かれ目になります。 入手のしかたは ミツバの育て方の「品種の選び方」に書いています。

品種名ではない名前の一覧 もあります。

ほかの品種と何が違うのか

品種名ではなく、町田の軟化栽培による切りミツバの呼び名。

この品種の要点

産地
東京都 / 町田市

この品種が生まれた理由

「冬でも現金収入が得られる作物はないものか」と考えた東京府南多摩郡忠生村上小山田(いまの町田市上小山田町)の田中庫三が、大正2年の冬、神奈川県の平塚で真冬にもやしミツバを作っていることを知り、平塚まで出向いて温床式のミツバの軟化法を学んだ。養蚕と米麦が主体の農家にとって軟化のための温床の管理は難しく、大正4年に、地熱を逃さず太陽熱をうまく取り入れる軟化穴の手法を完成させ、12月に切りミツバを「小山田ミツバ」として売りはじめた。いまは軟化穴から軟化室に変わったが、切りミツバを小山田ミツバとして売っている。

味と食感

軟化栽培なので茎が白く、やわらかい。香りは穏やかで、吸いものや卵とじに向く。

小山田ミツバを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどミツバに共通する基本はミツバのページを参照してください。

  • 品種ではなく作り方による呼び分けにあたる。種を探すなら切りミツバの系統を当たる。
  • 日を当てずに軟化させる。光が入ると茎が緑になる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 軟化には遮光が要る。容器を箱などで覆って日を遮る。
  • 乾かさない。軟化中も水を切らさない。

収穫適期の見分け方

  • 12月からが出荷の時期にあたる。冬の作物として作られてきた。
  • 茎が白くやわらかいうちに切る。

保存と食べ方

乾きやすい。湿らせた紙で包んで冷蔵し、早めに使う。

よくある失敗

  • 小山田ミツバという品種の種は売っていない。産地と作り方の呼び名にあたる。
  • 遮光が足りないと茎が緑になり、軟化ミツバにならない。

栽培カレンダー

ミツバの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまきなしなしありありなしなしなしなしありなしなしなし
収穫なしなしなしなしありありなしなしなしありありなし

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ミツバのほかの品種

5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。