ケールの品種
食べる健康ケール
草丈が伸びすぎず、葉の数が多いケール。くせがなく、ゆでてサラダにするほか、おひたしや野菜炒めに茎まで使える。葉が大きくなるとフリルが取れ、大きさと部位で食味が変わるので、使い道に合わせて穫る。
たべるけんこうけーる
ほかの品種と何が違うのか
草丈が伸びすぎず葉数が多い。茎まで食べられて、くせがない。
この品種の要点
- 育成元
- サカタのタネ
この品種が生まれた理由
ケールは外葉からかき取って長く穫る作物だが、株が縦に伸びると手が届きにくくなり、葉の数も稼げない。この品種は草丈を抑えて葉数を増やす方向に振ってあり、同じ株から取れる回数が増える。葉が育つとフリルが取れていくので、やわらかい若葉はサラダ、育った葉は炒めものと、1株のなかで部位ごとに使い分けることになる。
味と食感
くせがなく、茎まで食べられる。ゆでてサラダにするのが向くほか、おひたしや野菜炒めにも使える。葉の大きさと部位で食味が変わる。
食べる健康ケールを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどケールに共通する基本はケールのページを参照してください。
- セルトレイにまくか、育苗箱に10cm間隔ですじまきする。
- 本葉1.5〜2枚でポットへ移し、本葉5〜6枚で植え付ける。
- 畝間60〜80cm、株間30〜40cmで植える。
- 追肥は本葉10枚のころと、収穫を始めるころに、草取りを兼ねて耕しながら行う。そのあとも肥料を切らさない。
プランター・家庭菜園で育てる
- 草丈が伸びすぎないので、プランターでも扱いやすい。
- 株間30〜40cmを取る。詰めると葉数が稼げない。
- 一斉に穫らず、必要なぶんだけかき取る。
収穫適期の見分け方
- 一斉収穫せず、必要なぶんだけかき取る。
- やわらかい若葉はサラダ、育った葉は炒めものに回す。
- 葉が大きくなるとフリルが取れる。それが育ちすぎの目印になる。
保存と食べ方
かき取った葉は包んで冷蔵する。茎まで使うので、茎が乾かないように立てて入れる。
よくある失敗
- 肥料を切らすと葉数が落ちる。追肥を続ける。
- アオムシとコナガが付く。防除を欠かさない。
栽培カレンダー
ケールの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし |
| 植え付け | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし |
| 収穫 | あり | あり | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし | あり | あり |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- ケール「食べる健康ケール」サカタのタネ
ケールのほかの品種
4品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- ハニーケール糖度が12度以上になるケール。果物を加えなくても飲める青汁がつくれる。サラダ、野菜炒め、シチューにも使える。一般地と暖地向けの品種で、寒冷地には向かない。
- カーリーケール葉が細かく縮れるケール。青汁の原料として使われることが多い。苦味が強いので生食には向かず、加熱するかジュースにする。下の葉から掻き取れば株を残したまま長く収穫でき、1株から半年以上穫れる。寒さに強く、冬も穫れる。
- カーボロネロイタリア・トスカーナ地方の細長い黒緑色のケール。黒キャベツとも呼ばれる。葉が厚く、煮込むと甘みととろみが出る。イタリアではミネストローネや豆の煮込みに使われる。寒さに強く、霜に当たると甘みが増す。
- サラダケール葉がやわらかく苦味が少ないケールの系統。若採りすれば生で食べられる。普通のケールは苦味が強く生食に向かないが、この系統はサラダに使える。ベビーリーフとして若いうちに穫るのが前提にあたる。