ほかの品種と何が違うのか
糖度12度以上。果物を足さずに飲める青汁がつくれる。
この品種の要点
- 糖度
- 約12度
- 育成元
- タキイ種苗
この品種が生まれた理由
ケールは青汁の原料として知られてきたが、その苦味が家庭で作る壁になっていた。苦いものを果物で薄めて飲むのが前提だったところを、ケールの側を甘くして解いたのがこの品種にあたる。糖度が12度以上になるので、そのまま搾っても飲める。苦味を抜いた結果としてサラダや炒めものにも回せるようになり、青汁専用だった作物の使い道が広がった例になる。
味と食感
かじって分かるほど甘い。糖度は12度以上で、果物を足さなくても青汁として飲める。炒めても甘みが残る。
ハニーケールを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどケールに共通する基本はケールのページを参照してください。
- 一般地と暖地向け。寒冷地では作れない。
- 苗はポットで売られていて、秋の植え付けになる。
- ケール共通で、外葉から順にかき取れば株を残したまま長く穫れる。
プランター・家庭菜園で育てる
- 鉢やプランターで作れる。苗から始められるので場所を取らない。
- 外葉からかき取って使うので、1株あれば青汁を続けられる。
- 肥料切れで甘みと勢いが落ちる。追肥を切らさない。
収穫適期の見分け方
- 外葉が手のひらより大きくなったらかき取る。
- 一度に穫らず、必要なぶんだけ下葉から取る。
- 株の中心の若い葉は残す。そこから次が出る。
保存と食べ方
葉をかき取ったら乾かさないよう包んで冷蔵する。甘みが持ち味なので、しなびる前に使う。青汁にするなら摘んだその日に搾る。
よくある失敗
- 寒冷地向けではない。寒い地域では別の品種にする。
- 甘いぶん、アオムシやコナガに食われやすい。防虫ネットをかける。
栽培カレンダー
ケールの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし |
| 植え付け | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし |
| 収穫 | あり | あり | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし | あり | あり |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- ハニーケール 苗タキイ種苗 タキイネット通販
ケールのほかの品種
4品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- 食べる健康ケールたべるけんこうけーる草丈が伸びすぎず、葉の数が多いケール。くせがなく、ゆでてサラダにするほか、おひたしや野菜炒めに茎まで使える。葉が大きくなるとフリルが取れ、大きさと部位で食味が変わるので、使い道に合わせて穫る。
- カーリーケール葉が細かく縮れるケール。青汁の原料として使われることが多い。苦味が強いので生食には向かず、加熱するかジュースにする。下の葉から掻き取れば株を残したまま長く収穫でき、1株から半年以上穫れる。寒さに強く、冬も穫れる。
- カーボロネロイタリア・トスカーナ地方の細長い黒緑色のケール。黒キャベツとも呼ばれる。葉が厚く、煮込むと甘みととろみが出る。イタリアではミネストローネや豆の煮込みに使われる。寒さに強く、霜に当たると甘みが増す。
- サラダケール葉がやわらかく苦味が少ないケールの系統。若採りすれば生で食べられる。普通のケールは苦味が強く生食に向かないが、この系統はサラダに使える。ベビーリーフとして若いうちに穫るのが前提にあたる。