カリフラワーの品種
紫カリフラワー
花蕾が紫色になるカリフラワーの総称で、特定の品種名ではない。アントシアニンによる色で、ゆでると色が抜けやすい。ゆで汁に酢を加えると色が保たれ、むしろ鮮やかな赤紫に変わる。生のまま薄切りにしてサラダにする使い方もできる。
むらさきかりふらわー
「紫カリフラワー」は特定の品種名ではありません
カリフラワーのうち、見た目や性質が近いものをまとめて呼ぶ名前にあたります。 この名前の種や苗は売っていないので、育てるときは具体的な品種名で探してください。
品種名ではない名前の一覧 もあります。
この呼び名にあたる品種:バイオレットクイン
ほかの品種と何が違うのか
ゆでると色が抜けるが、酢を加えると鮮やかな赤紫になる。
この品種が生まれた理由
アントシアニンは酸性で赤く、中性からアルカリ性で青紫になり、加熱すると湯に溶け出す。紫カリフラワーをただゆでると色が抜けるのはこのためにあたる。ゆで汁に酢を少し加えると、溶け出しが抑えられ、さらに赤みが増す。色を残すには理由に沿った手が要る。
味と食感
味は白いカリフラワーに近い。生のまま薄切りにするとサラダで色が映える。ゆでるなら酢を加える。
紫カリフラワーを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどカリフラワーに共通する基本はカリフラワーのページを参照してください。
- アオムシやヨトウムシの被害が出やすい。植えたらすぐ防虫ネットをかける。
- 寒さに当たると色が濃くなる。
収穫適期の見分け方
- 花蕾が締まって大きくなったら穫る。つぼみが開き始める前に穫る。
- 紫はゆでると抜けるが、酢を加えると鮮やかな赤紫になる。
- 日に当てると色が濃くなる。
保存と食べ方
生のサラダ、酢を加えたゆで野菜、ピクルスが定番。
よくある失敗
- そのままゆでると色が抜ける。ゆで汁に酢を加える。
- 品種名ではないので、種を探すときは各社の具体的な品種名で探す。
地域別の作型
カリフラワーの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。
寒冷地東北・北海道・高冷地
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| 早生・中早生種 | ||||||||||||
| ミニタイプ |
一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる
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| 早生・中早生種 | ||||||||||||
| ミニタイプ |
暖地九州・四国・南関東の平野部
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| 早生・中早生種 | ||||||||||||
| ミニタイプ |
品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: カリフラワーの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)
栽培カレンダー
カリフラワーの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期です | 8月はタネまきの時期です | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期ではありません | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期です | 9月は植え付けの時期です | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期です | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期です |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
カリフラワーのほかの品種
5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- オレンジブーケタキイ種苗のカリフラワー。登録上の品種名はオレンジドーム。花蕾がオレンジ色になり、加熱しても変色せず食味がよい。生育旺盛で作りやすい中早生種にあたる。
- バイオレットクインタキイ種苗の紫カリフラワー。生育旺盛で作りやすい早生種。花蕾は豊円で肉厚、しまりがよく日もちもよい。紫色の花蕾は熱を加えると明るい鮮緑色に変わる。
- ロマネスコ円錐が螺旋状に積み重なるフラクタル状の花蕾を持つカリフラワー。イタリア原産で、黄緑色の独特な姿から「サンゴ礁」と呼ばれることもある。加熱してもぼろぼろにならず、コリコリした食感が残る。カリフラワーとブロッコリーの中間のような味になる。
- オレンジカリフラワー花蕾がオレンジ色になるカリフラワーの総称で、特定の品種名ではない。カロテンによる色で、加熱しても色が抜けない。白いカリフラワーより甘みがあるとされる。ゆでても蒸しても色が残るので、料理の彩りに使える。
- カリフローレ花蕾がばらけて茎が長く伸びるスティック状のカリフラワー。茎までやわらかく、そのまま食べられる。普通のカリフラワーのように大きな花蕾を1個穫るのではなく、伸びた茎を次々に穫っていく。茎ブロッコリーのスティックセニョールと同じ考え方にあたる。