ブロッコリーの品種
ハイツSP
秋どり向けのブロッコリー。頂花蕾を大きく穫るタイプで、締まりのよい花蕾になる。育成元が公開している詳しい品種特性は確認できていないため、収穫日数や花蕾の大きさはここでは記載しない。ブロッコリーは秋どりが作りやすく、寒さに向かう時期のほうが虫の被害も減る。
ほかの品種と何が違うのか
秋どりの標準的なブロッコリー。頂花蕾を大きく穫るタイプにあたる。
この品種が生まれた理由
ブロッコリーは頂花蕾(真ん中の大きな花蕾)を大きく穫るタイプと、側花蕾を次々に穫るタイプに分かれる。ハイツSPは前者にあたる。秋どりの標準的な品種で、1株から1回まとまった量を穫る使い方になる。
味と食感
頂花蕾を大きく穫るタイプで、ゆでても形が残る。標準的なブロッコリーの味と食感になる。
ハイツSPを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどブロッコリーに共通する基本はブロッコリーのページを参照してください。
- 秋どりが基本になる。夏の終わりに植えて、寒くなる前に花蕾を穫る。
- 寒さに向かう時期は虫の被害が減る。春どりより作りやすい。
- アオムシやヨトウムシの被害が出やすい。植えたらすぐ防虫ネットをかける。
収穫適期の見分け方
- 花蕾が締まって大きくなったら穫りどき。つぼみが開き始める前に穫る。
保存と食べ方
頂花蕾を大きく穫るタイプにあたる。1回でまとまった量が穫れるので、ゆでてから小分けにして冷凍すると使いやすい。
よくある失敗
- つぼみが開いてしまうと食感も見た目も落ちる。締まっているうちに穫る。
地域別の作型
ブロッコリーの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。
寒冷地東北・北海道・高冷地
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| 夏まき(極早生〜中晩生) | ||||||||||||
| 冬春まき(極早生〜中生) |
一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる
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| 夏まき(極早生〜中晩生) | ||||||||||||
| 夏まき(晩生) | ||||||||||||
| 冬春まき(早生〜中生) |
暖地九州・四国・南関東の平野部
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| 夏まき(極早生〜中生) | ||||||||||||
| 夏まき(晩生) | ||||||||||||
| 冬春まき(早生〜中生) |
品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ブロッコリーの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)
栽培カレンダー
ブロッコリーの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期です | 3月はタネまきの時期です | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期です | 8月はタネまきの時期です | 9月はタネまきの時期です | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期です | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期です | 9月は植え付けの時期です | 10月は植え付けの時期です | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期です | 2月は収穫の時期です | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期です |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
ブロッコリーのほかの品種
5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- おすすめ緑嶺りょくれいサカタのタネの中早生ブロッコリー。播種後105日前後で収穫できる。栽培適応性が広く、どの作型でも品質のよい花蕾になる。葉は濃緑で厚くブルームがあり、べと病・黒腐病に強い。根張りがよいので過湿や乾燥に耐え、旺盛に生育して各種土壌に適応する。頂花蕾までの高さは40cm程度で茎が太く倒伏しにくい。花蕾は形よく厚みがあり締まりがよく、崩れが遅いので収穫の幅がある。
- スティックセニョールサカタのタネの茎ブロッコリー。播種後90日前後で花茎の長い頂花蕾が穫れ、それを収穫したあと、細く長い小型の側花蕾が合計15本程度穫れる。頂花蕾・側花蕾ともに食味がよく、特に茎はやわらかく甘みがあって、ブロッコリーとは違う風味になる。草姿は立性で耐暑性にすぐれ、春〜夏まきで初夏〜晩秋まで収穫できる。
- おはようサカタのタネの早生ブロッコリー。頂花蕾が大きくまとまる。早生なので中早生の緑嶺より早く穫れ、まき時をずらして緑嶺と組み合わせると収穫時期を分散できる。
- 紫ブロッコリーむらさきぶろっこりー花蕾が紫色になるブロッコリーの総称で、特定の品種名ではない。アントシアニンによる色で、寒さに当たると濃くなる。ゆでると色が抜けて普通の緑に戻るのが特徴にあたる。色を残したいなら、生のままサラダにするか蒸すことになる。
- ブロッコリースプラウトブロッコリーの種を発芽させ、新芽の状態で食べるもの。品種ではなく、収穫の段階による呼び名にあたる。土を使わず、容器と水だけで室内で育てられる。種まきから収穫までおよそ1週間で、季節を選ばない。生のままサラダに添えて食べる。