ブルーベリーの品種
ホームベル
ラビットアイ系の中生種で、8月ごろに中粒の実がつく。酸味が少なく甘いので生で食べるのに向く。丈夫で育てやすく、家庭菜園で長く使われてきた。ティフブルーやブライトウェルと同じラビットアイ系にあたるので、受粉の相手として組み合わせられる。
ほかの品種と何が違うのか
ラビットアイ系で丈夫。酸味が少なく、そのまま食べて甘い中生種。
この品種の要点
- 熟期
- 中生
この品種が生まれた理由
ラビットアイ系は暑さに強く土もそれほど選ばないので、暖地で作りやすい。ただし自家受粉できないため、同じ系統の別品種が必ず要る。ホームベルはティフブルーやブライトウェルと開花期が合い、組み合わせの相手として長く使われてきた。丈夫さと組み合わせやすさで残っている品種にあたる。
味と食感
酸味が少なく甘い。皮はラビットアイ系らしくやや厚いので、完熟させてから穫ると気にならない。
ホームベルを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどブルーベリーに共通する基本はブルーベリーのページを参照してください。
- ラビットアイ系は自家受粉できない。ティフブルーなど同じ系統の別品種を必ず添える。
- 丈夫で樹勢が強い。放っておくと大きくなるので、冬に古い枝を間引く。
- 中生にあたり8月ごろに穫れる。早生の品種と組み合わせると収穫期が伸びる。
プランター・家庭菜園で育てる
- 樹勢が強いので、鉢なら10号以上を選ぶ。根が回ったら2〜3年で植え替える。
- 受粉の相手が要る。同じラビットアイ系をもう1鉢そろえる。
- 暑さに強いので、夏のベランダでも扱いやすい部類にあたる。
収穫適期の見分け方
- 青くなってから数日置く。ラビットアイ系は完熟させないと酸が残る。
- 軸のまわりが赤いうちは早い。全体が濃い青になってから穫る。
- 8月ごろが盛りにあたる。
保存と食べ方
穫ったら冷蔵し、数日で食べきる。皮に厚みがあるので、ジャムにすると食感が生きる。
よくある失敗
- 1品種では実がならない。ラビットアイ系は自家受粉できない。
- 早採りすると酸っぱい。青くなった時点ではまだ完熟していない。
栽培カレンダー
この品種の時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期です | 4月は植え付けの時期ではありません | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期です | 12月は植え付けの時期です |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
ブルーベリーのほかの品種
7品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- おすすめティフブルーラビットアイ系の代表品種。暑さに強く、関東以西でも育てやすい。実つきがよく収量も多い。ブルーベリーはラビットアイ系とハイブッシュ系に大きく分かれ、育つ地域が違う。関東以西ではラビットアイ系、冷涼な地域ではハイブッシュ系を選ぶことになる。
- ブライトウェルラビットアイ系のブルーベリー。大粒で甘みが強く、収量が多い。暑さに強く関東以西で育てやすい。ティフブルーと開花期が合うので、2品種を組み合わせると互いに受粉樹になって実つきがよくなる。
- チャンドラーハイブッシュ系のブルーベリー。500円玉ほどの極大粒になり、実の大きさでは他を圧倒する。収穫期間が長く、次々に熟すので長く穫れる。ハイブッシュ系なので冷涼な地域に向き、暖地では夏の暑さで弱ることがある。
- スパルタンハイブッシュ系の大粒種。風味が濃く味の評価が高いが、樹勢が弱く土壌条件にうるさいため作りにくい。冷涼な地域向けで、暖地では育てにくい。味を目的に選ぶ品種で、収量や作りやすさを求めるなら他を選ぶことになる。
- オニールサザンハイブッシュ系の早生種。暑さに強いラビットアイ系と、味のよいハイブッシュ系の長所を併せ持つ系統にあたる。甘みが強く酸味は穏やかで、果汁が多い。果実は中粒から大粒。関東以西でもハイブッシュ系の味が穫れる。
- サンシャインブルー樹高が最大でも1mほどに収まるサザンハイブッシュ系。1本でも実がなる自家結実性を持つ。花はピンクから白で、葉は半常緑。耐暑性が高く、弱アルカリの土でも育つ強健種にあたる。狭い場所や鉢で作るための品種になる。
- パトリオットノーザンハイブッシュ系の大粒種。野生のローブッシュ系の血を引くため、耐寒性が極めて強い。寒冷地でも育てられる。果実は大粒で食べごたえがあり、独特の風味を持つ。寒さのために作れないと諦めていた地域での選択肢にあたる。