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アンズの品種

信州大実

長野県果樹試験場が「新潟大実」に「アーリーオレンジ」を交配して育成した晩生の大果品種。1980年(昭和55年)に品種登録された。果重80〜90g、糖度は10%前後で、繊維が少なく肉質がよい。生食にも二つ割のシロップ漬けにも使える。

しんしゅうおおみ

1本では実がつきません。開花期の合う別の品種を近くに植えてください。

1本でも実はつくが結実が安定しない。別品種のアンズのほか、ウメ・モモ・スモモの花粉でも交配できる

1本で実がなる果樹の一覧 もあります。

ほかの品種と何が違うのか

果重80〜90gの大果。生食と加工のどちらにも回せる。

この品種の要点

熟期
晩生
果重
80〜90g
糖度
約10度
育成元
長野県果樹試験場(1980年〜)

この品種が生まれた理由

日本のアンズは大正から昭和にかけて「平和」「新潟大実」「山形3号」が選ばれたが、いずれも酸味が強く加工向きだった。その後ヨーロッパやアメリカのアプリコット系が導入され、交配によって生食にも耐える品種が生まれた。信州大実はその流れの中で育成され、加工用の大きさと生食用の肉質を両立させている。

味と食感

繊維が少なく肉質がよい。橙黄色で、酸味は加工向き品種より穏やか。シロップ漬けにすると形が崩れにくい。

信州大実を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどアンズに共通する基本はアンズのページを参照してください。

  • 収穫は7月中旬で、アンズの中では遅い。梅雨明けにかかるぶん灰星病の被害を受けにくい年もある。
  • 大果なので摘果しないと実の数だけ増えて小さくなる。結果枝10〜15cmにつき1果。
  • 苗木から3〜4年は穫れない。

収穫適期の見分け方

  • 7月中旬、果皮が全体に橙黄色になり香りが立ったころ。
  • 果重80〜90gが目安にあたる。小さいままなら摘果が足りていない。
  • 触れて軽く弾力が出たら穫りどき。硬いうちは酸味が残る。

保存と食べ方

追熟しないので、色づいて香りが立ったころに穫って早く使う。冷蔵で数日。加工するなら穫ってすぐが向く。

よくある失敗

  • 1本植えでは結実が安定しない。受粉樹を添える。
  • 梅雨と重なるため、傷んだ実を残すと灰星病が広がる。

栽培カレンダー

この品種の時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期です
2月は植え付けの時期です
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

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