ヤマイモの品種
長芋
円筒形に長く伸びるヤマイモ。水分が多く粘りは控えめで、生のまま短冊やサラダにするのに向く。青森県と北海道が主産地。1m近くまで伸びるので、栽培ではパイプや波板を土に埋めて形を整えることが多い。
ながいも
おすすめ
ヤマイモの中では粘りが控えめで扱いやすく、生でも加熱でも使える。短冊、とろろ、お好み焼き、揚げものと用途が広い。
ほかの品種と何が違うのか
粘りが控えめで水分が多い。短冊にして生で食べるのに向く。
この品種が生まれた理由
ヤマイモは粘りの強さで用途が分かれる。長芋は水分が多く粘りが弱いので、切って生で食べる短冊やサラダに向く。とろろにすると水っぽくなるので、粘りを求めるならいちょう芋やつくね芋を選ぶことになる。同じ「山芋」でも別の食べ方をする野菜にあたる。
味と食感
水分が多く粘りは控えめ。シャキシャキした食感があるので、短冊切りにして生で食べる。加熱すると軽くほくほくする。
長芋を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどヤマイモに共通する基本はヤマイモのページを参照してください。
- 1m近くまで伸びるので、パイプや波板を土に埋めて形を整える方法が使われる。
- 掘るときに折れやすい。周囲を広く掘ってから抜く。折れた芋も食べられるが日持ちしない。
- つるが伸びるので支柱かネットを立てる。
プランター・家庭菜園で育てる
- 波板やパイプを使えばプランターでも作れる。深さがそのまま長さに効く。
- つるが伸びるのでネットを立てる。
- 短形の品種を選べば、深さを取らずに済む。
収穫適期の見分け方
- つるが枯れたら掘る。長く伸びるので、周りを深く掘ってから引き上げる。
- 茎葉が枯れてきたら地上部の生育が止まったサインにあたる。
- 折れやすい。折れても味は変わらないので、切り口を乾かして使う。
保存と食べ方
短冊、サラダ、お好み焼き、揚げものに。とろろにすると水っぽくなる。
よくある失敗
- 皮をむくと手がかゆくなることがある。酢水に浸けるか手袋をする。
- とろろにすると水っぽくなる。粘りを求めるなら別の品種を選ぶ。
栽培カレンダー
ヤマイモの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期です | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期です |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
ヤマイモのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- いちょう芋いちょういも扁平で先が銀杏の葉のように広がるヤマイモ。長芋より粘りが強く、とろろに向く。関東では大和芋と呼ばれることが多いが、奈良の大和芋(つくね芋系)とは別のものにあたる。長芋ほど深く伸びないので、栽培しやすい。
- つくね芋つくねいもこぶし状に塊になるヤマイモ。ヤマイモの中でもっとも粘りが強く、和菓子のつなぎにも使われる。丹波や伊勢が産地として知られる。長く伸びないので、深く耕さなくても作れる。関西では大和芋と呼ばれることがある。
- 自然薯じねんじょ日本に自生するヤマイモの野生種。細く長く、1m以上に伸びる。粘りが非常に強く、香りも濃い。栽培する場合は波板やパイプを土に埋めて形を整える。天然のものを掘るのは相当な労力が要るため、値段も高い。