スナップエンドウの品種
グルメ
つるあり性のスナップエンドウ。莢が肉厚で甘みが強く、支柱とネットが要るかわりに収穫期間が長い。スナップエンドウは莢ごと食べるので、豆が育ちきる前の、莢がふくらんで豆の形が見え始めた頃が穫りどきになる。
莢が肉厚で甘みが強く、つるあり性なので長く穫れる。春先に穫れる数少ない野菜のひとつで、時期の埋め合わせとしても効く。
ほかの品種と何が違うのか
莢ごと食べる。豆が育ちきる前、莢がふくらんだ頃が穫りどきにあたる。
この品種が生まれた理由
エンドウは穫る段階で呼び名が変わる。若い莢を食べればキヌサヤ、莢がふくらんだ段階で莢ごと食べればスナップエンドウ、豆が完全に育ってから中身だけ食べれば実エンドウ(グリーンピース)になる。スナップエンドウは莢が厚くても硬くならないよう育成された品種にあたる。
味と食感
莢が肉厚で甘みが強い。収穫期間が長いので、穫れた日のぶんをそのつどゆでて食べられる。炒めものやサラダにも回せる。
グルメを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどスナップエンドウに共通する基本はスナップエンドウのページを参照してください。
- つるあり性なので支柱とネットを立てる。2m近くまで伸びる。
- エンドウは秋にまいて冬を越す。苗が大きすぎる状態で越冬させると寒さで傷むので、まき時を守る。
- エンドウは連作を嫌う。同じ場所で作るなら4〜5年あける。
- うどんこ病が出やすい。株元の風通しをよくし、混みすぎたら整理する。
収穫適期の見分け方
- 莢がふくらんで豆の形が見え始めたら穫りどき。待ちすぎると莢が硬くなる。
保存と食べ方
莢ごと食べるスナップエンドウにあたる。すじを取ってからさっとゆでる。ポリ袋に入れて冷蔵し、2〜3日で使う。
よくある失敗
- 穫り遅れると莢が硬くなり、莢ごと食べられなくなる。
- 連作を嫌う。同じ場所で続けると育ちが悪くなる。
地域別の作型
スナップエンドウの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。
寒冷地東北・北海道・高冷地
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| 春まき |
一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる
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| 秋まき |
暖地九州・四国・南関東の平野部
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 秋まき |
品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: サヤエンドウ、スナックエンドウの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)
栽培カレンダー
スナップエンドウの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期です | 11月はタネまきの時期です | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期です | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
スナップエンドウのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- ジャッキーつるなし性のスナップエンドウ。草丈が低く支柱が短く済むので、プランターでも作りやすい。つるあり性より収穫期間は短いが、支柱とネットの手間が減る。莢ごと食べるので、莢がふくらんで豆の形が見え始めた頃に穫る。
- つるなしスナック2号つるなしすなっくにごうつるなしのスナップエンドウ。温暖地では草丈70〜80cmに収まり、支柱が短くて済む。極早生で花つきがよく、下のほうの節から実が付くので短期間にまとめて穫れる。莢は肉厚で甘みがある。寒冷地の春まきや暖地のハウス栽培では150cm前後まで伸びる。
- ホルンスナック「スナック」と在来の白花つるなし種を交配して育成されたわい性のスナップエンドウ。草丈70〜80cmで、冷涼地や暖地のハウス栽培では100cm以上になる。「スナック」より莢の幅が1〜2mm広く、豆の肥大がよいので丸みのある莢になる。耐湿性があり、寒さにも強い。