キヌサヤの品種
兵庫絹莢
つるあり白花のキヌサヤ。草丈150cm前後になる。莢はキヌサヤとしてはやや小ぶりだが甘みがあり、繊維が少なくてやわらかい。秋まき用の白花エンドウの代表格にあたり、家庭菜園でも作りやすい。節を伸ばしながら次々に花を付けるので、長く穫り続けられる。
ひょうごきぬさや
ほかの品種と何が違うのか
つるあり白花の代表格。草丈150cm前後で、長く穫り続けられる。
この品種の要点
- 育成元
- サカタのタネ
この品種が生まれた理由
キヌサヤには草丈50cmほどのわい性種と、150cm前後まで伸びるつるあり種がある。わい性は支柱が簡単な代わりに収穫期間が短い。つるあり種は支柱の手間がかかるが、節を伸ばしながら次々に花を付けるので長く穫れる。どちらを選ぶかは、支柱の手間と収穫期間の交換になる。
味と食感
莢はやや小ぶりだが甘みがある。繊維が少なくやわらかいので、すじが気になりにくい。汁物に浮かせると色が生きる。
兵庫絹莢を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどキヌサヤに共通する基本はキヌサヤのページを参照してください。
- 草丈150cm前後になる。150cm以上の支柱かネットを最初から用意する。
- つるありにあたるので収穫期間が長い。穫り始めたら追肥を切らさない。
- 白花にあたる。赤花の系統より莢の色が淡く出る。
収穫適期の見分け方
- 莢が7cmほどに伸び、中の豆がまだ平らなうちに穫る。
- 莢を光に透かして豆の形がはっきり見えたら遅い。
- 下の節から順に熟す。上から穫っていくと下が硬くなる。
保存と食べ方
繊維が少なくやわらかいぶん傷みやすい。穫ったその日か翌日に使うと持ち味が出る。
よくある失敗
- 支柱を低く作ると先が垂れて折れる。伸びる高さを見込んで立てる。
- 穫り遅れると莢の中の豆が太って硬くなる。2〜3日おきに見て回る。
栽培カレンダー
キヌサヤの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期です | 11月はタネまきの時期です | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期です | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
キヌサヤのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- 成駒三十日なりこまさんじゅうにち早生のキヌサヤ。莢がやわらかく、すじが気になりにくい。キヌサヤは莢が薄く平たいうちに穫るもので、中の豆が育つ前が穫りどきになる。名の「三十日」は、花が咲いてから収穫までの早さを表しているとされる。
- 白竜はくりゅう白い花が咲くキヌサヤ。莢が大きく収量が多い。エンドウには白花種と赤花種があり、白花種は莢がやわらかく食用向き、赤花種は豆を穫る用途に使われることが多い。花の色で系統が見分けられる。
- 矮性赤花絹莢わいせいあかばなきぬさや赤い花が咲くわい性のキヌサヤ。草丈50cmほどで節間が短く、分枝が多い。熟期は早生。莢は長さ7〜8cmで曲がりが少なく、表面が滑らかでシワも出にくい。莢色は濃緑で肉質がやわらかい。支柱が短くて済むので、狭い場所でも作れる。