グリンピースの品種
ツタンカーメンのエンドウ豆
濃い紫色の莢が付く実エンドウ。花も紫で、中の豆はふつうのエンドウと同じ緑色になる。豆ご飯にして保温したままにしておくと、飯がうっすら桜色に染まる。ツタンカーメン王の墓から出た豆の子孫という言い伝えとともに広まった。日本には1956年にアメリカから伝わったとされる。
つたんかーめんのえんどうまめ
ほかの品種と何が違うのか
莢は紫、豆は緑。豆ご飯を保温すると飯が桜色に染まる。
この品種が生まれた理由
1922年にツタンカーメン王の墓を発掘した際に見つかった豆の子孫、という言い伝えとともに広まった。この由来は確かめようがないが、名前として定着している。日本へは1956年にアメリカから伝わり、学校を中心に広がったとされる。紫の色素はポリフェノールにあたり、炊いた飯が時間をかけて桜色へ変わるのはこの成分による。
味と食感
豆そのものの味はふつうの実エンドウに近い。持ち味は色の変化にあたる。炊きたては白い飯に緑の豆で、保温するうちに桜色へ変わっていく。
ツタンカーメンのエンドウ豆を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどグリンピースに共通する基本はグリンピースのページを参照してください。
- つるが伸びるので、150cm以上の支柱かネットを立てる。
- 莢が紫になるので、緑の莢のエンドウと並べて植えても穫り分けやすい。
- 実を穫る品種にあたる。莢は硬いので莢ごとは食べない。
プランター・家庭菜園で育てる
- つるが伸びるので、深さ30cm以上の容器と高い支柱が要る。
- 紫の花と莢が付くので、ベランダでも見て楽しめる。
- 幅60cmの容器に3株まで。風で倒れないよう支柱を固定する。
収穫適期の見分け方
- 莢が紫に染まり、ふくらんで豆の形が分かるようになったら穫る。
- 色では熟し具合が読めないので、握って豆の張りを確かめる。
- 穫り遅れると豆が硬くなる。莢がぱんぱんになる前に穫る。
保存と食べ方
莢のまま冷蔵する。豆ご飯にするなら、炊いたあと保温して色の変化を待つ。
よくある失敗
- 莢が紫なので熟し具合が分かりにくい。莢のふくらみで判断する。
- 由来は言い伝えにあたる。史実として確かめられているわけではない。
栽培カレンダー
グリンピースの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期です | 11月はタネまきの時期です | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期です | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
グリンピースのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- うすいえんどう和歌山県和歌山県を中心に作られる実エンドウ。莢ではなく中の豆を食べる。皮がやわらかく、豆ご飯にすると香りが立つ。名は大阪府羽曳野市碓井(うすい)に由来するとされるが、いまの主産地は和歌山県になる。関西では春の豆ご飯といえばこれにあたる。
- 紀州うすいきしゅううすい和歌山県うすいえんどうから選抜された系統。粒がそろい、青臭さが少ない。和歌山県が主産地で、実エンドウとして出荷される。皮がやわらかいうすいえんどうの性質を受け継ぎつつ、粒のそろいをよくしてある。
- 久留米豊くるめゆたか実を穫るための実エンドウ。子実も莢も濃い緑色で、莢はやや長めの大莢になる。むき実が大きく、甘みが強い。白花で耐寒性があり、一般地と暖地の秋まきに向く。草勢が旺盛で草丈が高く、莢つきがよいので収量が安定する。