グリンピースの品種
紀州うすい
- 和歌山県
うすいえんどうから選抜された系統。粒がそろい、青臭さが少ない。和歌山県が主産地で、実エンドウとして出荷される。皮がやわらかいうすいえんどうの性質を受け継ぎつつ、粒のそろいをよくしてある。
きしゅううすい
ほかの品種と何が違うのか
うすいえんどうの選抜系統。粒がそろい、青臭さが少ない。
この品種の要点
- 産地
- 和歌山県
この品種が生まれた理由
在来種は味がよくても粒の大きさや形がばらつくことが多い。産地で出荷するにはそろいが要るため、在来種から粒のそろうものを選び抜いていく。紀州うすいはその選抜系統にあたり、味の方向はうすいえんどうのまま、そろいを改善してある。
味と食感
皮がやわらかく青臭さが少ない。粒がそろうので火の通りが均一になる。豆ご飯、卵とじ、スープに向く。
紀州うすいを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどグリンピースに共通する基本はグリンピースのページを参照してください。
- エンドウは秋にまいて冬を越す。苗が大きすぎる状態で越冬させると寒さで傷むので、まき時を守る。
- エンドウは連作を嫌う。同じ場所で作るなら4〜5年あける。
- うどんこ病が出やすい。株元の風通しをよくし、混みすぎたら整理する。
- うすいえんどうの選抜系統にあたる。粒がそろうので収穫の判断がしやすい。
プランター・家庭菜園で育てる
- 容量15L以上を使い、支柱かネットを立てる。
- 粒がそろう系統にあたる。収穫の判断がしやすい。
- 秋にまいて冬を越す。苗が大きすぎる状態で越冬させない。
収穫適期の見分け方
- 莢がふくらんで中の豆が育ったら穫る。実エンドウなので莢は食べない。
- 莢にしわが出はじめたら穫り遅れにあたる。
- 粒がそろう系統なので判断しやすい。
保存と食べ方
豆ご飯、卵とじ、スープに。粒がそろうので見た目よく仕上がる。莢から出すと急に味が落ちるので、使う直前にむく。
よくある失敗
- 莢から出すと急に味が落ちる。使う直前にむく。
- 穫り遅れると豆が硬くなる。
栽培カレンダー
グリンピースの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期です | 11月はタネまきの時期です | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期です | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
グリンピースのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- うすいえんどう和歌山県和歌山県を中心に作られる実エンドウ。莢ではなく中の豆を食べる。皮がやわらかく、豆ご飯にすると香りが立つ。名は大阪府羽曳野市碓井(うすい)に由来するとされるが、いまの主産地は和歌山県になる。関西では春の豆ご飯といえばこれにあたる。
- 久留米豊くるめゆたか実を穫るための実エンドウ。子実も莢も濃い緑色で、莢はやや長めの大莢になる。むき実が大きく、甘みが強い。白花で耐寒性があり、一般地と暖地の秋まきに向く。草勢が旺盛で草丈が高く、莢つきがよいので収量が安定する。
- ツタンカーメンのエンドウ豆つたんかーめんのえんどうまめ濃い紫色の莢が付く実エンドウ。花も紫で、中の豆はふつうのエンドウと同じ緑色になる。豆ご飯にして保温したままにしておくと、飯がうっすら桜色に染まる。ツタンカーメン王の墓から出た豆の子孫という言い伝えとともに広まった。日本には1956年にアメリカから伝わったとされる。