インゲンの品種
恋みどり
2011年に発表されたつるなしインゲン。従来の品種にはない極濃緑の莢色を持つ。莢のそろいと色つやがよく、穫ってからの色もちがよい。播種後55日ほどで穫れる。色の濃さで選ぶつるなし種にあたる。
こいみどり
ほかの品種と何が違うのか
従来品種にない極濃緑。穫ってからの色もちがよい。
この品種の要点
- 種まきから収穫まで
- 約55日
- 育成元
- タキイ種苗(2011年〜)
この品種が生まれた理由
インゲンは穫ってから時間がたつと色があせ、見た目で古さが出る。恋みどりは極濃緑の莢色を持ち、色もちがよい方向へ育成された。家庭菜園では見た目より鮮度が優先されがちだが、まとめて穫って何日か使う場面では、色が残ることがそのまま使いやすさになる。2011年発表と、つるなしインゲンとしては新しい部類にあたる。
味と食感
やわらかく、ゆでたときの色が鮮やかに残る。莢がそろっているので火の通り方が均一になる。
恋みどりを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどインゲンに共通する基本はインゲンのページを参照してください。
- つるなし種にあたる。支柱は要らないが、実が付くと株が傾くので土寄せする。
- 播種後55日ほどで穫れる。さつきみどり2号とほぼ同じ早さになる。
- 莢のそろいがよい。株ごとにまとめて穫れる。
プランター・家庭菜園で育てる
- つるなしなのでプランター向きにあたる。深さ25cm以上を選ぶ。
- 幅60cmの容器に3株まで。支柱が要らないぶん置き場所を選ばない。
- 色もちがよいので、少しずつ穫って冷蔵で貯めても見た目が落ちにくい。
収穫適期の見分け方
- 極濃緑になったら穫りどきにあたる。色の濃さが品種の持ち味になる。
- 莢に豆の形が浮く前に穫る。浮くと硬くなる。
- 播種後55日が目安になる。
保存と食べ方
冷蔵で3〜4日。色もちがよいので、数日置いても見た目が落ちにくい。
よくある失敗
- つるなし種なので収穫期が短い。長く穫るならずらして播く。
- 色が濃いぶん、熟し具合を色で読みにくい。莢の太さで判断する。
地域別の作型
インゲンの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。
寒冷地東北・北海道・高冷地
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| つるなし種 | ||||||||||||
| つるあり種 |
一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる
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| つるなし種 | ||||||||||||
| つるあり種 |
暖地九州・四国・南関東の平野部
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| つるなし種 | ||||||||||||
| つるあり種 |
品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: インゲンの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)
栽培カレンダー
インゲンの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期です | 5月はタネまきの時期です | 6月はタネまきの時期です | 7月はタネまきの時期です | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期ではありません | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期です | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期です | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
インゲンのほかの品種
4品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- おすすめつるなしモロッコ平たく幅広の莢を付けるインゲン。つるが伸びないので支柱が要らず、種まきから50日ほどで穫れる。すじが残りにくく、大きくなってもやわらかい。回転が早いので、時期をずらして播けば夏じゅう穫れる。
- ケンタッキーワンダーつるあり種のインゲンで、丸い莢が長く伸びる。「どじょういんげん」とも呼ばれる。支柱とネットが要るが、つるなし種より収穫期間が長く、夏じゅう穫り続けられる。莢は丸く、断面が円に近い。
- モロッコいんげん幅2cmほどの平さやインゲン。大きくなってもやわらかく、すじが気になりにくい。1本が大きいので食べごたえがある。つるあり種とつるなし種の両方が出回っている。
- さつきみどり2号さつきみどりにごう草丈45cmほどのつるなしインゲン。長さ14cmほどのどじょういんげんで、濃緑でスジのない丸莢になる。肉厚でやわらかく、風味がよい。露地の直播きで播種後54日ほどで穫れる。支柱が要らないので、狭い場所でも作れる。