セロリの品種
スープセロリ
茎が細く香りが濃いセロリの系統。キンサイ、中国セロリとも呼ばれる。株ごと育てて太い茎を穫る普通のセロリと違い、外葉を掻き取って薬味やスープの香り付けに使う。軟白や土寄せが要らないので、普通のセロリより格段に作りやすい。
おすすめ
普通のセロリのように株を大きく育てる必要がなく、掻き取って使える。セロリは家庭菜園では難しい部類だが、この系統なら香りだけは手に入る。
ほかの品種と何が違うのか
株を大きく育てなくてよい。掻き取って香りだけ使うセロリにあたる。
この品種が生まれた理由
普通のセロリは、太い葉柄を作るために長い栽培期間と土寄せが要り、家庭菜園では難度が高い。スープセロリは茎を太らせる必要がなく、外葉を掻き取って香りを使う。セロリの香りが欲しいだけなら、こちらのほうが目的に合う。
味と食感
香りが濃く、少量でセロリの風味が出る。スープ、炒めもの、薬味に使う。茎が細いのでそのまま刻んで使える。
スープセロリを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどセロリに共通する基本はセロリのページを参照してください。
- 外葉から掻き取れば、株を残したまま長く収穫できる。
- 軟白や土寄せが要らない。普通のセロリより手間が少ない。
- 乾燥を嫌う。土が乾いたら水をやる。
プランター・家庭菜園で育てる
- 標準的な深さのプランターで作れる。株を大きくしなくてよい。
- 外葉から掻き取れば長く穫れる。株ごと抜かない。
- 半日陰でも育つ。ベランダの条件を選びにくい。
収穫適期の見分け方
- 草丈25cm前後で外側から掻き取る。株ごと抜かない。
- 香りだけを使うセロリにあたる。大きく育てる必要がない。
- 掻き取れば次が伸びる。長く穫れる。
保存と食べ方
香りだけを使うセロリにあたる。刻んでスープや炒めものに入れる。濡れた新聞紙に包んで冷蔵し、乾かして保存もできる。
よくある失敗
- 普通のセロリのような太い葉柄は穫れない。香りを使う野菜にあたる。
栽培カレンダー
セロリの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期です | 4月はタネまきの時期です | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期ではありません | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期です | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
セロリのほかの品種
4品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- トップセラータキイ種苗の淡緑色のF1セルリー。生育が旺盛で病気に強く、株張りはやや立性。葉柄は幅広く肉厚ですじが少ない。とう立ちが「コーネル619号」より半月ほど遅く、1kg程度の小株どりもできる。
- 新コーネル619号しんこーねるろくいちきゅうごうタキイ種苗の黄軸セルリー。葉柄が太く肉厚で丸みがあり、収量性にすぐれる。黄色種と緑色種の特徴を取り入れた中間種で、繊維が少なくソフトな香り。従来の「コーネル619号」よりそろい性が向上している。
- ミニホワイトタキイ種苗の葉柄が純白なミニセルリー。株張りがコンパクトで、密植してもよくそろう立性タイプ。耐暑性にすぐれ、高温期でも軟弱に伸びにくい。草丈20〜25cmで穫る。水耕栽培もできる。
- コーネル619緑色の一般的なセロリ。筋が入りにくく、生食に向く。セロリは栽培期間が長く、育苗から収穫まで半年近くかかる。乾燥を嫌い、水を切らすと筋が硬くなるので、家庭菜園では難度が高い部類にあたる。