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ゴボウの品種

大浦太ごぼう

  • 千葉県

直径10cm近くになる千葉県の極太ゴボウ。太くなると中が空洞になり、そこに詰め物をして煮る料理がある。長さより太さで作る品種で、普通のゴボウとは調理法がまったく違う。栽培する農家が限られており、流通量は少ない。

おおうらふとごぼう

ほかの品種と何が違うのか

直径10cm近い極太。中の空洞に詰め物をして煮る。

この品種の要点

産地
千葉県

この品種が生まれた理由

ゴボウは細く長いほどよいとされることが多いが、大浦太ごぼうは逆に太さで作る。太ると中に空洞ができ、それを欠点ではなく器として使う。堀川ごぼうと同じ発想で、野菜の「空洞」が料理の形になっている例にあたる。

味と食感

太いぶん繊維がやわらかく、煮るととろりとする。空洞に詰め物をして煮ると、だしを含んでやわらかくなる。細いゴボウのようなしゃきしゃき感は求めない。

大浦太ごぼうを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどゴボウに共通する基本はゴボウのページを参照してください。

  • 長さより太さで作る。株間を広く取って太らせる。
  • 在来種や伝統野菜のため、市販の種が出回りにくい。産地の直売所や地域の種苗店が主な入手先になる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 直径10cm近くになるので、深さも幅も要る。容器栽培には向かない品種にあたる。
  • 作るなら深さ70cm以上・直径40cm以上の容器を用意する。
  • 又根を防ぐため、石や未熟な堆肥が混じらない土を使う。

収穫適期の見分け方

  • 直径10cm近くまで太らせる。普通のゴボウの感覚で穫ると細すぎる。
  • 中に空洞ができるのがこの品種の持ち味にあたる。太らせないと空洞ができない。
  • 周りを深く掘ってから引き上げる。

保存と食べ方

詰め物をして煮る料理が定番。輪切りにして煮物にも使える。

よくある失敗

  • 細いゴボウの感覚できんぴらにすると、繊維がやわらかすぎて食感が出ない。

地域別の作型

ゴボウの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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長根種・春まき
短根種・春〜夏まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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長根種・春まき
長根種・秋まき
短根種・春〜夏まき

暖地九州・四国・南関東の平野部

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長根種・春まき
長根種・秋まき
短根種・春〜夏まき
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ゴボウの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

ゴボウの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期です
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期です
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ゴボウのほかの品種

7品種。果実の大きさや産地で見比べられます。