ビーツの品種
デトロイト
丸く濃赤色になるビーツの定番種。切ると断面に濃淡の輪紋が出る。ビーツはホウレンソウやフダンソウと同じアカザ科(ヒユ科)の仲間で、大根やかぶとは別の植物にあたる。赤い色はベタシアニンという色素による。
おすすめ
丸く形が整いやすい定番種で、種も手に入りやすい。ビーツは日本ではなじみが薄いが、育て方は大根やかぶと大きく変わらないので作りやすい。
ほかの品種と何が違うのか
赤い色はベタシアニン。アントシアニンとは別の色素で、加熱しても残る。
この品種が生まれた理由
ビーツの赤はアントシアニンではなくベタシアニンという別の色素による。そのため加熱しても色が抜けにくく、ゆでてもローストしても赤いまま残る。ボルシチの色がしっかり出るのはこのためにあたる。切ると手やまな板が赤く染まるのも同じ理由になる。
味と食感
独特の土のような香りと甘みがある。ゆでる、ローストする、スープにする使い方が向く。生のまま薄切りにしてサラダにもできる。
デトロイトを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどビーツに共通する基本はビーツのページを参照してください。
- 石や未熟な堆肥が根に当たると形が乱れる。まく前に土をよくほぐし、石を取り除く。
- 1つの種から複数の芽が出る。混んだところは間引く。
- 葉も食べられる。若い葉はサラダに使える。
プランター・家庭菜園で育てる
- 根が深く入らないので、標準的な深さのプランターで作れる。
- 間引き菜の葉もサラダに使える。
- 石を取り除いた土を使う。当たると形が乱れる。
収穫適期の見分け方
- 直径6〜8cmで穫る。肩が土から出てくるので、その太さで判断する。
- 赤い色はベタシアニンにあたる。加熱しても残る。
- 太らせすぎると硬くなる。
保存と食べ方
ボルシチ、ロースト、サラダに。加熱しても赤い色が残る。
よくある失敗
- 穫り遅れるとスが入り、割れる。大きさが目安に達したら待たずに抜く。
- 切ると手やまな板が赤く染まる。気になるなら手袋を使う。
栽培カレンダー
ビーツの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期です | 4月はタネまきの時期です | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期です | 10月はタネまきの時期です | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期です | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期です |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
ビーツのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。