ビーツの品種
キオッジャ
切ると赤と白の渦巻き模様が現れるイタリアの品種。ヴェネツィア近郊のキオッジャに由来する名にあたる。加熱すると模様が薄れて全体がぼんやりした色になるため、生のまま薄切りにして使うと映える。味はデトロイトより穏やかで、土のような香りが少ない。
ほかの品種と何が違うのか
切ると赤と白の渦巻き模様。加熱すると薄れるので生で使う。
この品種が生まれた理由
ビーツの赤いベタシアニンは加熱に強いが、キオッジャの渦巻き模様は赤と白の層でできているため、加熱すると色が層をまたいでにじみ、模様がぼやける。色そのものは残っても、模様は失われる。切った断面を見せる料理でこそ持ち味が出る品種にあたる。
味と食感
デトロイトより味が穏やかで、ビーツ特有の土のような香りが少ない。生のまま薄切りにしてサラダにすると、渦巻き模様が映える。
キオッジャを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどビーツに共通する基本はビーツのページを参照してください。
- 石や未熟な堆肥が根に当たると形が乱れる。まく前に土をよくほぐし、石を取り除く。
- 1つの種から複数の芽が出る。混んだところは間引く。
- 模様を活かすなら、大きくしすぎないほうがはっきり出る。
プランター・家庭菜園で育てる
- 深さ25cm以上のプランターで作れる。
- 切ると赤と白の渦巻き模様になる。加熱すると薄れるので生で使う。
- 間引きが要る。混んだままでは太らない。
収穫適期の見分け方
- 直径6〜8cmで穫る。渦巻き模様は切るまで分からない。
- 1つ試し掘りして模様を確かめてから、残りの収穫時期を決める。
- 加熱すると模様が薄れる。生で使う。
保存と食べ方
生のサラダ、カルパッチョが定番。加熱すると模様が薄れる。
よくある失敗
- 加熱すると模様が薄れる。この品種を選ぶ意味がなくなるので、生で使う。
- 穫り遅れるとスが入り、割れる。大きさが目安に達したら待たずに抜く。
栽培カレンダー
ビーツの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期です | 4月はタネまきの時期です | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期です | 10月はタネまきの時期です | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期です | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期です |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
ビーツのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。