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アスパラガスの品種

ウェルカム

雌株が入らない全雄系のアスパラガス。種子がほとんどできないので、こぼれ種から実生が雑草のように生えることがない。太い階級の割合が高く多収で、定植2年目から質のよい茎が穫れる。

ほかの品種と何が違うのか

全雄系。雌株が入らないので、こぼれ種から実生が生えない。

この品種の要点

育成元
サカタのタネ

この品種が生まれた理由

アスパラガスは雌雄異株で、雌株は赤い実をつけて種を落とす。その種が翌年あちこちから芽を出し、株元が混み合う原因になる。全雄系の品種は雌株が入らないため、この手間がない。あわせて雄株のほうが太い茎が多く穫れるので、収量の面でも合理がある。

味と食感

太い茎の割合が高く、食べごたえがある。穂先が締まっていて、ゆでたときの甘みが出やすい。

ウェルカムを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどアスパラガスに共通する基本はアスパラガスのページを参照してください。

  • 全雄系なので赤い実がつかない。実生が生えず株元が混み合わない。
  • 一度植えれば10年以上穫れる。最初の2年は穫らずに株を育てる。
  • 定植2年目から質のよい茎が穫れる。

収穫適期の見分け方

  • 茎が地上に出て20〜25cmになったら、地際で切る。
  • 穂先が締まっているうちに穫る。開いたら遅い。
  • 春先から穫れるが、株を残すため夏には収穫を止めて茎を伸ばす。

保存と食べ方

立てて冷蔵する。寝かせると穂先が起き上がろうとして曲がる。穫ったその日か翌日に使う。

よくある失敗

  • 最初の2年は穫らない。焦って穫ると株が育たず、その後の10年に響く。
  • 全雄系でも株が弱ると細い茎しか出ない。夏に茎葉を茂らせて養分を蓄えさせる。

地域別の作型

アスパラガスの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

123456789101112
1年目(株を育てる)
2年目以降

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

123456789101112
2年目以降

暖地九州・四国・南関東の平野部

123456789101112
1年目(株を育てる)
2年目以降
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: アスパラガスの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

アスパラガスの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期です
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期です
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期です
5月は収穫の時期です
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。